日立、中国・上海で昇降機の新生産拠点の建設に着工
中国・上海において昇降機の新生産拠点の建設に着工
華東地区における昇降機事業を強化
日立製作所 都市開発システムグループ(グループ長&CEO:高橋秀明)の中華人民共和国(以下、中国)における昇降機の製造・販売・サービス会社である広州日立電梯有限公司(総経理:(正式表記は関連資料を参照)、本社:中国広東省広州市/以下、広州日立電梯)は、2007年2月に、昇降機の研究、開発、製造拠点として、日立電梯(上海)有限公司(総経理:張 国強、本社:中国上海市/以下、日立電梯(上海))を設立、5月28日に、新工場建設に着工します。
日立電梯(上海)の新工場は、青浦工業園区内で、敷地面積18.5万m2、竣工は2008年1月の予定です。日立電梯(上海)の生産能力は、年産1万台を予定しており、同工場本格稼動後の中国での生産能力は、広州日立電梯の大石工場、日立楼宇設備製造(天津)有限公司と合わせて、年産3.5万台に拡大します。
中国の昇降機市場は、1990年代半ば以降、年々需要が拡大しています。特に、2000年以降は前年比25%前後の高い伸びを続けており、2006年度の需要台数が15万台を超える世界最大の市場となっています。今後も、2008年の北京オリンピックや、2010年の上海万国博覧会および広州アジア競技大会の開催を控え、さらなる市場拡大が見込まれています。
華東地区は、中国でのさらなる事業拡大に向け、大きな需要が見込まれる重要地域であり、その中心に位置する上海市に生産拠点を設けることで、顧客ニーズに的確に対応した生産と供給が可能になります。
■ 日立電梯(上海)の概要
* 関連資料 参照
■ 広州日立電梯の概要
* 関連資料 参照
以上