岩崎電気、地球温暖化対策の一環として大阪府にLED道路・歩道照明器具を納入
- LED道路灯で消費電力とCO2を約30%削減(当社従来方式道路灯と比較) -
大阪府に新開発LED道路・歩道照明器具を納入
岩崎電気株式会社(本社:東京都港区芝3-12-4、社長:熊坂 隆雄)は、大阪府の地球温暖化対策のひとつ「大阪府LED照明機器開発推進計画策定事業」の一環として、実証実験向けに新開発のLED道路灯とLED歩道灯を府道に納入しました。
今回納入したのは、大阪高槻京都線(吹田市出口町)と萩谷西五百往線(高槻市南平台)に、LED道路照明器具30灯、歩道照明器具20灯の計50灯。
LED道路灯は、白色光による照明で、ポールタイプと電柱共架タイプ。LED歩道灯は一部に青色フィルターを使用した照明で、犯罪抑制(鎮静効果)などの心理的効果を期待して設定しています。(この心理効果については実証されているものではないので、今後大学の研究室を中心に学術的に実験・検証が行われる予定です。)
LEDは数が多くなると熱を多く発生するため、熱に弱いLEDの対策として、極力少ない数量で、放熱板などで温度を抑え、温度試験と改善を繰返して規定温度をクリアした器具を開発しました。
レンズ形LED75W(5W×15個)を内蔵した当該器具では、従来方式の道路灯と比較して約30%の省エネ・CO2削減ができ、LEDの特性である長寿命を活かし、メンテナンスコストも軽減できます。
<LED道路灯照明器具の特長>
■環境負荷の軽減
同等の明るさを得る場合、従来方式道路灯に比べ、CO2を約30%削減・省エネ
光害の低減、上方光束比0%
光源材料に水銀を含有していないので、地球環境に優しい
紫外領域の光が少ないので、虫が寄り付きにくい。
■メンテナンスコストの軽減
長寿命により、メンテナンスコストの低減
■横長の配光制御で効率よく路面を照明
■配光制御で漏れ光をカットし、上方への漏れ光、近接の農作物への影響を軽減
(※参考画像あり)