大日本印刷、NECファブサーブから半導体フォトマスクの製造・販売事業を譲受
大日本印刷 半導体フォトマスクの製造・販売事業を譲受
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円、以下:DNP)は、NECエレクトロニクス株式会社(以下:NECエレクトロニクス)およびNECエレクトロニクスの100%子会社であるNECファブサーブ株式会社(以下:NECファブサーブ)より、半導体フォトマスクの製造・販売事業を譲り受け、本日、新会社「株式会社 DNPファインエレクトロニクス相模原」として営業を開始しました。
今回の事業譲受は、昨年12月26日に公表しました、DNP、NECエレクトロニクス、NECファブサーブの3社間で交わされた事業協力に関する合意に基づくものです。新会社で作られたフォトマスクは、DNPを通じてNECエレクトロニクスをはじめとする半導体メーカーに供給されます。
<基本合意書の内容>
(1)NECファブサーブが新たに子会社を設立し、フォトマスクの製造および販売事業を新会社に移管した上で、新会社の株式をDNPに譲渡する。
(2)NECエレクトロニクスは、保有しているフォトマスク関連の設備をDNPに譲渡する。
(3)3社は事業の譲渡後もフォトマスクの開発および製造に関する事業協力を継続する。
DNPは、今回の事業譲受により、フォトマスクの開発および製造体制を強化し、量産効果を高め、トータルコストの低減を図りながら、事業の一層の強化、拡大を図っていく計画です。また、NECエレクトロニクスとフォトマスクの開発および製造に関する事業協力を継続していきます。
【 新会社の概要 】
社名 :株式会社DNPファインエレクトロニクス相模原
本社所在地:神奈川県相模原市下九沢1120
資本金 :1億円
出資比率 :DNP100%
代表者 :取締役会長 永野義昭
(現 DNP取締役電子デバイス事業部担当)
従業員数 :約150名
製造拠点 :日本電気株式会社 相模原事業場内