シャープ、光学サイズ1/4型AF付200万画素のCMOSカメラモジュールを発売
携帯電話の薄型化に貢献
業界最薄クラス、光学サイズ1/4型AF付200万画素CMOSカメラモジュールを発売
シャープは、携帯電話などのモバイル機器向けに、オートフォーカス機能付き光学サイズ1/4型200万画素で、業界最薄クラスのサイズ(厚さ:5.0mm)を実現したCMOSカメラモジュール<LZ0P39DS>を開発、2007年7月から量産出荷を開始します。
国内の携帯電話は、カメラ部のオートフォーカスや高画素化などの高性能化に加え、ワンセグ放送の視聴機能など高機能化が進んでおりますが、同時に手にフィットするコンパクトでスリムなデザインへのニーズが、高まっております。
今回、新たに開発したCMOSカメラモジュールは、こうした要望に対処するため、DSPチップ※1とCMOSセンサチップ※2の1チップ化や、オートフォーカス機構の小型化や独自の高密度実装技術を駆使することにより、業界最薄クラス(厚さ:5.0mm)を実現しました。加えて、UXGAサイズで1秒間に15フレーム(15fps※3)の動画撮影にも対応しています。
品 名:1/4型AF付200万画素CMOSカメラモジュール
形 名:LZ0P39DS
サンプル価格(税込み):5,000円
量産出荷開始:2007年7月
月産個数:30万個
■主な特長
1.業界最薄クラスのサイズ(厚さ:5.0mm)を実現
2.UXGAサイズで1秒間に15フレーム(15fps)の動画撮影が可能
※1:DSP(Digital Signal Processor)チップ。ディジタル信号処理を行うための演算処理を行うデバイス素子。
※2:CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor:金属酸化膜半導体)チップ。半導体で作られた個体撮像素子。
※3:fps(frame per second)。1秒間に何枚の画像を表示するかを示す。
【 仕 様 】
形 名:LZ0P39DS
撮像素子:1/4型 2メガピクセルCMOS
出力画素数:1,600(H)×1,200(V)
モジュールサイズ(フレキ基板を除く):0.36cc(8.5×8.5×5mm)
光学機能:オートフォーカス機能付き
フレームレート:15fps(UXGA画像時)
映像出力インターフェース:UYVY-8bit
レンズF値:F2.8/H:53°