トランスコスモス、ASEANと周辺地域での事業展開でシンガポールに事業拠点を設立
トランスコスモス、ASEANに本格進出
~シンガポールに拠点となるMCM Asia Pacificを設立し、ASEAN・周辺国に事業を展開~
ネットからリアルまで企業と消費者をつなぐ全チャネルをITアウトソーシングサービスで支えるトランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝、以下、トランスコスモス)は、本日6月8日、シンガポールにtranscosmos MCM Asia Pacific Pte.Ltd.(現地代表取締役:村松 龍仁、以下、MCM Asia Pacific)を設立、本格的にASEANおよびその周辺地域への事業展開を開始します。
ASEANを中心とする各国(タイ、シンガポール、インド、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム、オーストラリア等)のインターネット市場は、ここ数年の間、急速な増加傾向にあり、ユーザー数も今後ますます増えることが予想されます。また、コールセンター事業においても、英語力を活かし、欧米からのアウトソーシングを請け負う企業が多数存在しています。
トランスコスモスでは、2001年5月に設立した韓国デイコム社との合弁会社CIC Korea,Inc.(コールセンターサービス)を皮切りに、中国/韓国での事業拠点となる、大宇宙営鏈創信息咨詢(上海)有限公司、transcosmos MCM Koreaを設立するなど、日本で展開してきたマーケティングチェーンマネジメント(MCM)サービスのアジア展開を行ってまいりました。
ASEAN地域においても、既にテレマーケティング企業のミットサイアム・テレサービス株式会社と提携し、日本向けのオフショアサービスおよびタイ国内向けにサービスを展開しています。今回、マルチナショナル企業が多数拠点を置くシンガポールに本格的な事業拠点となるMCM Asia Pacificを設立することで、トランスコスモスが提供する、Webサイト構築やインターネット広告などのデジタルマーケティングサービス、テクニカルサポートや問合せ対応などのコールセンターサービスを、地元企業のみならず、日系企業を含むグローバル企業に対しても、幅広く提供していきます。
■transcosmos MCM Asia Pacific Pte.Ltd.概要
所在地:3 Shenton Way #10-03 Shenton House Singapore 068805
現地代表者: 村松 龍仁(現地代表取締役)
設 立:2007年6月8日
資本金:25万シンガポールドル(約1,980万円:1シンガポールドル=約79.2円)
トランスコスモスでは、実績のある日本/中国/韓国でのビジネステクノロジーやノウハウをASEANおよびその周辺国に展開、既存ビジネスとのシナジーを創出し、売り上げ・利益ともに既存事業に大きく貢献する事業を構築していきます。
(トランスコスモス株式会社について)
私たちが情報処理アウトソーシングビジネスの先駆けとして事業を開始したのは1966年のことです。
それ以来、人と技術を仕組みの創出によって融合し、より付加価値が高いアウトソーシングサービスに変換することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。2002年6月からは、ブロードバンド、VoIPが広く普及することで、企業と消費者の関係が直接的かつ豊かなものになり、特に企業のマーケティング活動に大変革が起こる、という時代認識のもと、『マーケティングチェーンマネジメントカンパニー』を企業スローガンに掲げ、日本国内のみならず海外においても事業を推進して参りました。
現在、電話やWeb、メール、さらには動画コミュニケーションがインターネットプロトコルを軸として一つに融合し、まったく新しいコミュニケーションチャネルが誕生しつつあります。これは、コールセンターのサービスにおいてインターネットノウハウが必要不可欠なものになることを意味します。今後も、常に最新のインターネット技術を導入しながらアウトソーシングサービスを開発してきたトランスコスモス独自の強みを最大限に活かし、お客様企業にスピードと売上拡大、コスト削減、顧客満足度の向上を提供できるアウトソーシングサービスをグローバルに推進してゆく所存でございます。
(URL:http://www.trans-cosmos.co.jp)