ファストサーチ、日本語を中心に言語サポートを強化したESPの最新版を発売
ファスト サーチ&トランスファ、
エンタプライズ サーチ プラットフォームの最新版、
FAST ESP 5.1を発表。
~日本語を中心に言語サポートを大幅に強化。日本市場開拓に注力~
(東京発)エンタプライズ サーチ テクノロジーおよびソリューション開発のリーディング カンパニー、Fast Search & Transfer(TM)(本社:ノルウェー オスロ、最高経営責任者: ジョン・マーカス・ラービック、以下、FAST)の日本法人、ファスト サーチ&トランスファ株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 徳末 哲一、以下、ファスト サーチ)は本日、FASTのエンタプライズ サーチ プラットフォーム(ESP)の最新版、「FAST ESP(TM) 5.1」を開発、発売を開始しました。
FAST ESP(TM)は、サービス指向アーキテクチャ(SOA)ベースの優れた統合性を提供する唯一のESPです。企業の既存のインフラおよび構築中のインフラに組み込むことができるため、容易に企業における検索実行能力を向上させ、迅速な業務課題の解決に貢献します。FAST ESP(TM)の主な特長には、短い導入期間や保有するデータ資産の容易な再利用、ユーザフレンドリかつ関連適合性の高い適切な検索結果などがあります。
FAST ESP(TM)はエンタプライズ サーチ テクノロジーを通じて、企業における意思決定の迅速化を図り、生産性の向上、そしてITインフラの有効活用による総所有コストの低減に貢献します。
最新版のFAST ESP(TM) 5.1は、2,600社を超えるグローバル企業での導入実績をベースに、言語サポートをはじめ、拡張性、セキュリティ、管理機能の強化を図りました。特に言語サポートについては、FAST ESP(TM)は従来から、競合するどのESPをも凌ぐ80に及ぶ言語をサポートしていましたが、今回発表された最新版では日本語をはじめとするアジア圏の言語のサポートがより一層強化されました。
【FAST ESP(TM)5.1について】
FAST ESP(TM) 5.1はサーチにおける関連適合性の向上によるユーザ エクスペリエンスの改善を図るとともに、下記のエンタプライズ サーチの機能が大幅に強化されています。
- 大規模なコンテンツ インデックス作成機能
- ダッシュボード型のレリバンシー(関連適合性)チューニング
- モニタリング システム
- データのナビゲーションを容易にするより直感的なGUIベースの分類ツール
- 日本語をはじめとするアジア圏の言語サポート強化
企業はFAST ESP(TM) 5.1を導入することによって、ユーザの行動をより正確に分析することが可能になり、コンテンツのソースと品質の最適化や、検索サイクル全体の管理、ユーザに応じたパフォーマンスの高い関連クエリの提供などを実現することができます。
FASTの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のジョン・M・レルビック(John M. Lervik)は次のように述べています。
「私たちが日本での事業を開始して以来、すでに6~7年が経過しました。
今回のFAST ESP(TM) 5.1開発に際しては、この間に培った経験を生かして、固有の複雑性を持つ日本語のサポートには特に注力してきました。
日本国内に研究開発部門を2月に設置して以来、日本向け機能を念頭に置いて開発を推進してきました。今回の言語サポートの強化はその証左のひとつであり、長期的に日本のお客様やパートナー企業の皆様とともに成長を続けていくという、私たちの日本市場へのコミットメントを明確に示すものであると自負しています。」
さらに、「FASTは研究開発に継続的な投資を行っています。常にESPのプラットフォームに新しいサーチ イノベーションを採り入れることによって、競合他社に大きく差をつけ、ESPのマーケット リーダーとしての地位を築いています。当社はユーザのサーチ エクスペリエンスを第一に考え、ユーザを適切な情報や製品、コミュニティ、知識、解析に結びつけるインフォメーション アクセス レイヤを提供することによって、顧客企業の生産性の向上と収益の改善に貢献したいと考えています」と語っています。
【FASTについて】
FASTは、検索に関する最も高度な要求を抱える世界有数の企業を後方から支援する、エンタプライズ サーチ テクノロジーおよびソリューション開発のリーディング カンパニーです。高い柔軟性と拡張性を備えたFASTのエンタプライズ サーチ プラットフォーム(FAST ESP(TM))は、企業の検索実行能力を向上させ、検索方法を問わず必要とする情報をユーザに提供します。これにより売上げの増加に貢献し、ITインフラの有効活用により総所有コストの削減を実現します。
FASTはノルウェー オスロに本社を置き、オスロ株式市場に上場しています(コード:FAST)。FASTグループは、ヨーロッパ、米国、アジアパシフィック、オーストラリア、南米、中東に拠点を置き、グローバルに事業を展開しています。
FASTのソリューションは、America Online(AOL)、カーディナルヘルス社、CareerBuilder.com、Chordiant、シグナ、CNET、Dell、Factiva、フィデリティ投資信託、Findexa、IBM、Knight Ridder、LexisNexis、オーバーチュア、Reed Elsevier、ロイター、Sensis、ステレント、Tenet Healthcare、Thomas Industrial Networks、T-Online、米国陸軍、Virgilio(テレコム イタリア)、ボーダフォン、Wanadooなど2,600社以上のグローバル企業およびパートナーで活用されています。
日本法人のファスト サーチは2001年に設立されており、現在では国内にR&D部門を擁しています。国内の主な顧客には、カカクコム、ぐるなび、日産自動車、ヨドバシカメラ、楽天、リクルートなどがあります。
FASTの詳しい情報については、 www.fastsearch.com あるいは jp.fastsearch.com をご参照下さい。