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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.24.Sun
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2007'06.15.Fri

日本ユニシスグループとネットマークス、「SI」と「NI」両事業の業務提携内容を決定

日本ユニシスグループとネットマークス社の業務提携内容のお知らせ


 日本ユニシス株式会社(コード番号8056 東証第一部、以下「日本ユニシス」といいます。)と株式会社ネットマークス(コード番号3713 東証第一部、以下「ネットマークス」といいます。)は、平成19年5月31日に完了した日本ユニシスによるネットマークスの株式及び新株予約権の公開買付け(「本公開買付け」といいます。)に伴い、システムインテグレーション(以下「SI」といいます)及びネットワークインテグレーション(以下「NI」といいます)の両事業における業務提携内容を決定しました。

 日本ユニシスでは従前から100%子会社であるユニアデックス株式会社(以下「ユニアデックス」)を通じてネットワークの構築・設計、及びそれに関連するサポートサービスを展開して来ましたが、ネットマークスをユニアデックスの兄弟会社としてグループ傘下に迎え入れると同時に、両社の各部門での提携及び人材交流を活発化させることで、国内最強の総合ITソリューション・サービス企業グループの形成へ向けた体制を早期に確立し、幅広い分野でのシナジー創出とお客様へのあらゆるレイヤ、ソリューション分野での価値提供と株主価値の向上を目指します。

 次世代ネットワークを基盤として展開するICT(1)市場においては、コンテンツ・アプリケーションの多様化、更にはデータを交換するクライアント数の大幅な増加などからプラットフォーム、ネットワーク、端末といったレイヤ毎に様々な事業機会の発生が予想されます。この大きな流れにより、従来から分断されてきたSI、NIの2つの市場は、統合ソリューション・サービスの提供を望む顧客の要請から融合され、更に大きな市場へ成長すると予想されます。

 足許のネットワーク機器事業は非常に厳しい状況が続いていますが、前述した様な新たな市場の創出及び成長により、ネットワークソリューション及びサービスの市場は大きく拡大することが期待されます。

 一方、PC、サーバー、ストレージなどの従来型の上位システムもネットワーク抜きではシステム全体を構築することが難しくなっており、SI単独ではより良いソリューション・サービスを提供することが困難になると考えられます。

 日本ユニシスとネットマークスでは、このような事業環境と顧客ニーズの変化に対応した新たな付加価値を持ったソリューション・サービス力をお客様に提供する為に、同一グループ傘下での強力な事業提携体制を確立することを決定しました。


1.Information Communication Technology:情報通信技術。従前からIT(Information Technology)という言葉が使われてきましたが、グローバルではCommunicationを加えた当略語が定着をみせています。ユビキタスネットワーク時代には情報通信におけるコミュニケーションの重要性が増すことを踏まえ、総務省による「IT政策大綱」が2004年度からは「ICT政策大綱」へと名称変更されています。

 具体的には、夫々の企業が実施してきた下記の3事業を有機的に連携させることで、今後の企業システム・ネットワーク構築においてフルラインでのソリューション・サービス力の強化を図ると同時に、コストシナジーの実現を目指します。

●日本ユニシス:システムインテグレーション事業分野、特に経営課題に直結する上流サービスからのアプローチにおいてフルラインワンストップサービスの提供。高品質な企業システムの構築。

●ユニアデックス:国内最大規模のマルチベンダーICTサービス基盤の提供。最先端技術を駆使したネットワークインテグレーションサービスの提供。長期に渡るストック型サービスを構築・提供。

●ネットマークス:ネットワーク分野の営業力、基盤技術力、特にIPテレフォニー分野でのマーケティング・技術力をベースとしたソリューションの提供。
 ストックビジネスであるネットワーク機器の保守・サービスは今後のNI事業において、より上位レイヤのビジネスを獲得する為の重要な基盤になると想定されます。一方、フロービジネスであるネットワークソリューションビジネス及びSIソリューションビジネスの拡大の為には、ソリューション営業力の更なる強化が必要です。ネットマークスが新たに日本ユニシスグループの傘下に入ることで、拡大する様々な事業機会を確実に捕捉することが可能となり、また幅広い商品ラインアップを揃え且つハードウェアメーカーに左右されない「ベンダーフリー」という立場でソリューション・サービスを提供することで、更に数多くの顧客から幅広い分野のビジネスを受注出来るものと確信しております。

 本公開買付け及び業務提携による両社の関係強化により、具体的には下記の施策の実行とシナジーの創出を想定しています:

●統合・共通化によるコスト削減:保守機能、購買部門などの経営基盤統合によるスケールメリットを実現すると同時に、両社で重複する業務・拠点統合による外注費の削減。部品在庫の共有化、ファシリティの共有化によるコスト削減の実現。[向う3年間で24億円のコスト削減]

●ICT分野での販売拡大:日本ユニシスグループ各社によるクロスセル。総合マルチベンダーICT保守・サポートサービスの販売拡大。ICTソリューションの品揃え拡大による販売拡大。ICT基盤アウトソーシングサービスの強化。[2010年3月期に売上200億円を目標]

●AP連携、ネットワーク統合での技術力強化:国内No1のICT高技術者集団としての体制を強化し、NI、SI統合技術を確保。安心、安全、高品質な総合ICT技術基盤を確立していきます。

 上記の業務提携効果を早期に且つより確実に実現させるために、ネットマークス及びユニアデックスでは平成19年4月より分野別のタスクフォースを立上げ、活動を開始しております。また、グループ全体の技術力、営業力の底上げの為にユニシスグループの人材育成プログラムを連携させ、グループ間の人材交流を活発にする事によりICT市場対応力を強化していく予定です。

 日本ユニシスグループは今後もお客様と価値を共有するという経営コンセプト(U&U:Users&Unisys)に基づき、高成長・高収益企業への変貌を実現させる為に様々な取り組みを続けていきます。


以 上

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