大塚製薬工場、個別評価型病者用食品「オーエスワンゼリー」を発売
特別用途食品 個別評価型病者用食品
経口補水液「オーエスワン(R)ゼリー」
7月初旬 全国販売開始
株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、社長:大塚一郎)は、経口補水液「オーエスワン(R)ゼリー」を特別用途食品の個別評価型病者用食品*として認可を取得し、表示内容を変更し、7月初旬より医療機関および調剤薬局向けに全国販売を開始します。
*個別評価型病者用食品:特別用途食品のうち特定の疾病のための食事療法上の期待できる効果の根拠が医学的、栄養学的に明らかにされている食品として厚生労働省が認可した食品です。
「オーエスワンゼリー」は、電解質と糖質の配合バランスを考慮したゼリータイプの経口補水液で(口栓付き透明パウチ入り200g)、2005年4月から既に特別用途食品の個別評価型病者用食として発売している経口補水液「オーエスワン」のゼリータイプの飲料です。
「オーエスワンゼリー」は、これまで一般食品として販売して参りましたが、2006年12月8日付けで厚生労働省より特別用途食品 個別評価型病者用食品の表示許可を取得し、表示内容が変更になります。許可を受けた表示内容は以下の通りです。
<許可を受けた表示内容>
「オーエスワンゼリーは、電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液です。軽度から中等度の脱水状態の方の水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品です。感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水状態、高齢者の経口摂取不足による脱水状態、過度の発汗による脱水状態等に適しています。そしゃく・えん下困難な場合にも用いることができますが、医師とご相談の上、ご使用ください。」
「オーエスワンゼリー」は、WHO(世界保健機関)の提唱する経口補水療法(Oral Rehydration Therapy、以下ORT)の考えに基づいた飲料(経口補水液)で、その電解質の組成はORTを発展させた米国小児科学会の指針に基づいています。
経口補水液は、水分と電解質をすばやく補給できるようにナトリウムとブドウ糖の濃度が調製されています。ナトリウムとブドウ糖を一緒に摂取すると小腸粘膜に存在する共輸送体により同時に吸収され、水分の吸収が促進されます。WHOはじめ欧米でORTに関するガイドラインが策定され、軽度から中等度の脱水状態の水分・電解質補給に使用されています。
「オーエスワンゼリー」は、乳幼児から高齢者の軽度から中等度の脱水状態時の経口補水液として、そしゃく・えん下困難な場合にもお役に立てるものと考えています。
株式会社大塚製薬工場では、適正な栄養管理に役立つ情報や製品を今後も提供してまいります。
【製品概要】
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【栄養成分表示】
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