ブライトホーム、「親子のコミュニケーションと住まい」に関する調査結果を発表
■「子どもの成長には“親子のコミュニケーション”が大切」と認識しているミセス79%
■親子のコミュニケーションを最も多くとる部屋はリビング76%
■“ファミリーコーナー”を採用したいミセス70%
ブライトホーム株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:条生秀人)の住まいづくり研究所では、運営する住まいの情報サイト『おうち*くらぶ』の中で、既婚女性を対象に『親子のコミュニケーションと住まい』についてのアンケートを実施しました。
親子のコミュニケーションと住まい意識調査
■「子どもの成長には“親子のコミュニケーション”が大切」と認識しているミセス79%
子どもの成長にとって大切なことは“親子のコミュニケーション”と回答したミセスは、全体の79%と多数を占めています。(グラフ1)
その一方で、親子のコミュニケーションを「充分にとれている」と回答したミセスは、全体の35%にとどまり、「やや不足気味」と回答したミセスの方が多く(39%)、理想と現実にギャップがあることが確認できました。
第一子の年齢別では、第一子未就学児層の「充分にとれている」という回答が44%と高く、第一子が小学生、中学生と年齢が上がるにつれて、「やや不足気味」という回答が増加する傾向となり、普段感覚的にとらえられていることがデータからも確認できました。
■子どもとのコミュニケーションは、「会話」「一緒に行動」「スキンシップ」の順
アンケートの自由回答から得た、実際に行っている子どもとのコミュニケーションは、大きく「会話」、「一緒に行動」、「スキンシップ」の3つに分類されました。(グラフ2)
子どもの成長過程やシチュエーションによって、親子のコミュニケーションのあり方は様々ですが、普段の何気ない「会話」が基本となり、行動を共にしたり、スキンシップをとりあいながらコミュニケーションをとっていることが言語データからもわかりました。
■親子のコミュニケーションを最も多くとる部屋はリビング76%
「リビング」は、親子のコミュニケーションを最も多くとる部屋(76%)であり、ミセスが家計簿や読書などをよく行う場所(67%)、さらには、子どもが勉強や遊んだりする場所(58%)でもあり、家族が時間と空間を共有する場所となっていることが数値として確認できました。(グラフ3~5)
また、子どもが勉強をしたり、お絵描きをしたり遊んだりする場所を「リビング」と回答したのは、第一子未就学児層では79%であるのに対し、第一子小学生では66%、第一子中学生以上では36%と、子どもの年齢が高まるにつれ、回答の比率が低くなっています。子どもの年齢の高まりにより、活動が「リビング」中心から「子ども部屋」へとシフトしていくことがデータに表れています。(グラフ5)
■親子のコミュニケーションをとる上の工夫は、7タイプ
親子のコミュニケーションをとるうえで、住宅の間取りなど空間上の仕掛けや、家具の配置など工夫している、または工夫したいと思っている方の自由回答をみると、大きく7つのタイプに分類することができました。
(1)空間的なつながり、(2)集まりやすいリビング、(3)必ずリビングを通る動線、(4)インテリアの工夫、(5)家事しながら子どもが見える工夫、(6)個室にこもらせない工夫、(7)食事中にテレビを見ないしつけ、の7タイプです。(写真1~3、図1)
■“ファミリーコーナー”を採用したいミセス70%
オープンキッチンから目の届く場所で子どもが宿題や勉強をしたり、母親自身もインターネット等を行うことができる“ファミリーコーナー”の提案(写真4)は、「非常にいいと思う」「いいと思う」という回答が合わせて86%でした。(グラフ6)
“ファミリーコーナー”の採用意向については、全体の70%で、第一子の年齢別にみると、子どもが若年層ほど「採用したい」と回答した比率が高い傾向が見受けられました。母親にとっても、子どもにとっても、リビングが生活の中心となる家庭の比率が高い結果となりました。(グラフ7)
* 調査結果詳細は、関連資料を参照して下さい。
<住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」 URL>
(運営:ブライトホーム住まいづくり研究所)
http://www.brighthome.co.jp/ouchiclub/