2006'12.05.Tue
エレクトロニック・アーツは、Windows版オンライン対戦ゲーム「バトルフィールド2142」の発売を記念してクラン対抗トーナメントを開催。11月6日、その決勝大会が渋谷のクラブWOMBで開催された。
「バトルフィールド2142」は、近未来の地球上で繰り広げられる戦いを描くオンライン対戦シューティングゲーム。プレーヤはヨーロッパ連合軍またはアジア連合軍のどちらかのチームに所属し、陣地を取り合って戦場を制圧する。白兵戦だけではなく、戦車やヘリコプタなども操作し、仲間と連携して戦う。最大で32人対32人の対戦が可能で、実際の部隊戦に近い戦闘を楽しめる。今回は8人でチームを編成し、決勝戦当日は4チームが対戦した。
1試合最大45分という持久戦を制したチームは、バトルフールド2の人気サーバ「Burning Server」の常連が結成したクラン「Burning Love」。ひとりひとりの射撃の腕前はまあまあだが、チームプレイの連携は巧みだ。「Burning Love」はメンバー全員が揃いのTシャツを着るなど団結力をアピール。落ち着いた連携プレイで勝利した。「Burning Love」は今後日本代表として、台湾で開催されるアジア大会に出場する権利も手に入れた。
試合は空中に浮かぶ要塞艦タイタンが登場するTITANモードで行われた。自軍のタイタンから地上に降下し、地上にあるミサイルサイロを占拠。ミサイルを敵軍のタイタンに浴びせてシールドを解除し、最後は相手チームのタイタンに乗り込んで白兵戦の攻防。タイタンのコア部分を破壊したチームの勝利となる。
最強クラン決定戦の“クラン”とは、ゲームプレーヤ同士が結成したサークルのような集まりのこと。バトルフィールドシリーズに限らず、熱心にゲームに取り組むファンたちは自主的にクランを結成して活動する。クラン内で練習を重ね、クラン内で選抜したメンバでチームを結成して、他のユーザが自主的に運営されるクラン対抗トーナメントに出場するのだ。
ゲームプレーヤたちはクラン戦の動向を解説するサイトや掲示板などで交流し、そのゲームファンの中心となるコミュニティを形成する。パッケージ売り切り型のアクションゲームの場合、こうしたコミュニティの存在や活動が、ゲームソフトの人気のバロメータとなり、ゲームソフトの長期的な売上に貢献する。そのため、ゲームメーカはゲームプレーヤの大会を積極的にバックアップするわけだ。
「バトルフィールド2142」の日本語版は10月20日に発売されたばかり。しかし、今回の大会では、前作「バトルフィールド2」のクランが多数名乗りを上げた。ゲームの進行は「バトルフィールド2」のトーナメント運営サイト、「BF2CTL」のスタッフが協力している。また、「バトルフィールド2142」は国内のマッチングサーバが少なかったが、やはり競技志向のゲームファンに人気の秘密基地Gamesが国内サーバとしてEAの認定を受けた。
今回のイベントは、単なる新作ソフトの発売記念イベントではない。ゲームメーカがユーザのコミュニティとコラボレーションして成功させた、良いイベントの例としても注目に値する。
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「バトルフィールド2142」は、近未来の地球上で繰り広げられる戦いを描くオンライン対戦シューティングゲーム。プレーヤはヨーロッパ連合軍またはアジア連合軍のどちらかのチームに所属し、陣地を取り合って戦場を制圧する。白兵戦だけではなく、戦車やヘリコプタなども操作し、仲間と連携して戦う。最大で32人対32人の対戦が可能で、実際の部隊戦に近い戦闘を楽しめる。今回は8人でチームを編成し、決勝戦当日は4チームが対戦した。
1試合最大45分という持久戦を制したチームは、バトルフールド2の人気サーバ「Burning Server」の常連が結成したクラン「Burning Love」。ひとりひとりの射撃の腕前はまあまあだが、チームプレイの連携は巧みだ。「Burning Love」はメンバー全員が揃いのTシャツを着るなど団結力をアピール。落ち着いた連携プレイで勝利した。「Burning Love」は今後日本代表として、台湾で開催されるアジア大会に出場する権利も手に入れた。
試合は空中に浮かぶ要塞艦タイタンが登場するTITANモードで行われた。自軍のタイタンから地上に降下し、地上にあるミサイルサイロを占拠。ミサイルを敵軍のタイタンに浴びせてシールドを解除し、最後は相手チームのタイタンに乗り込んで白兵戦の攻防。タイタンのコア部分を破壊したチームの勝利となる。
最強クラン決定戦の“クラン”とは、ゲームプレーヤ同士が結成したサークルのような集まりのこと。バトルフィールドシリーズに限らず、熱心にゲームに取り組むファンたちは自主的にクランを結成して活動する。クラン内で練習を重ね、クラン内で選抜したメンバでチームを結成して、他のユーザが自主的に運営されるクラン対抗トーナメントに出場するのだ。
ゲームプレーヤたちはクラン戦の動向を解説するサイトや掲示板などで交流し、そのゲームファンの中心となるコミュニティを形成する。パッケージ売り切り型のアクションゲームの場合、こうしたコミュニティの存在や活動が、ゲームソフトの人気のバロメータとなり、ゲームソフトの長期的な売上に貢献する。そのため、ゲームメーカはゲームプレーヤの大会を積極的にバックアップするわけだ。
「バトルフィールド2142」の日本語版は10月20日に発売されたばかり。しかし、今回の大会では、前作「バトルフィールド2」のクランが多数名乗りを上げた。ゲームの進行は「バトルフィールド2」のトーナメント運営サイト、「BF2CTL」のスタッフが協力している。また、「バトルフィールド2142」は国内のマッチングサーバが少なかったが、やはり競技志向のゲームファンに人気の秘密基地Gamesが国内サーバとしてEAの認定を受けた。
今回のイベントは、単なる新作ソフトの発売記念イベントではない。ゲームメーカがユーザのコミュニティとコラボレーションして成功させた、良いイベントの例としても注目に値する。
(RBB TODAY) - 11月6日
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