ソニー、「HDCAMシリーズ」からスタジオレコーダー2機種を発売
HDCAMシリーズの新商品
HD制作の更なる広がりへ スタジオレコーダー 2機種を発売
~HDV入力、2-3プルダウン出力にも対応可能~
ソニーは、高品位なHDコンテンツ制作のスタンダードフォーマットとして全世界で広く採用されているHDCAMシリーズの新たなラインアップとして、スタジオレコーダー『HDW-D1800』および『HDW-1800』を12月から発売します。
・商品名/型名 HDCAMレコーダー『HDW-D1800』
発売予定日 2006年12月
希望小売価格 4,200,000円(税抜価格4,000,000円)
・商品名/型名 HDCAMレコーダー『HDW-1800』
発売予定日 2006年12月
希望小売価格 3,465,000円(税抜価格3,300,000円)
地上デジタル放送の普及やHDV機器の登場などにより、近年、HD制作の領域はますます拡大し、多様化しています。『HDW-D1800』および『HDW-1800』は、より制作現場で必要とされる機能に集約しながらも、HDV入力や、2-3プルダウン(※1)出力など、広がりをみせるHD制作環境に対応する機能を新たに搭載したコストパフォーマンスに優れた商品です。
また、ご好評いただいているスタジオレコーダー“ HDW-2000シリーズ ”の主な基本機能を継承しながらも、回路設計の見直しを図った新たなプラットフォームを採用することで消費電力を約30%低減し、大幅な省電力化を実現しました。(“ HDW-2000シリーズ ”比較/オプション未装着時)
今回新たに搭載した機能は、以下の通りです。
・ i.LINK (HDV)によりHDV出力機器とダイレクトに接続し、HDV素材のHDCAMへのダビングに対応可能(オプションボード HKDW-105装着時) (※2)
・ 2-3プルダウンや720P出力に対応可能(オプションボードHKDW-104装着時)
・ 4.3型LCDカラーディスプレイを装備し、操作性・視認性に優れたコントロールパネル
(※1) 2-3プルダウン:映画撮影など毎秒24フレームで記録されたプログレッシブ映像を、テレビ放送などで用いられる毎秒30フレーム(60フィールド)の映像信号に変換する際に用いられる方式の一つ。“ HDW-1800シリーズ ”では、毎秒23.98フレームで記録されたHDCAM映像を、59.94フィールドに変換して出力できます。
(※2) HDV1080i方式にのみ対応(HDV720P方式には対応していません)。また、i.LINK経由で本機からHDV機器を制御することはできません。
HDCAMシリーズは優れた映像クオリティや操作性等が高く評価され、97年に発売を開始して以来、高い映像品質が求められるTVドラマ、ドキュメンタリー、CM、映画、そしてニュースなど幅広いコンテンツ制作に採用されて参りました。既に国内地上波民間放送局 全127社でご採用いただいており、全世界で累計出荷台数27,000台(2006年8月末時点、HDCAM-SRシリーズも含む出荷台数(見込み含む))を突破しています。
≪スタジオレコーダー 主な機能比較≫
* 関連資料 参照
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