富士通鹿児島インフォネット 、高次脳機能障害者訓練支援ソフト「動詞編」を発売
高次脳機能障害者訓練支援ソフト「さくらさんと言葉の訓練 動詞編 for ST」の販売を開始
~「さくらさんと言葉の訓練」シリーズの第2弾として、ラインナップを拡充します。~
株式会社富士通鹿児島インフォネット(代表取締役社長:栗阪正俊、本社:鹿児島市)は、失語症や認知症などの高次脳機能障害者向け訓練支援ソフトとしてご好評を頂いております「さくらさんと言葉の訓練」シリーズの第2弾として、8月31日より「動詞編」の販売を開始しました。
昨年5月より同シリーズの第1弾として「名詞編」を提供しており、今回の「動詞編」の提供開始により高次脳機能障害者訓練支援ソフトとしてのラインナップを拡充します。
「さくらさんと言葉の訓練」シリーズは、学校法人原田学園 鹿児島ハイテク専門学校(校長:原田孝三郎、本校:鹿児島市)とその姉妹校である鹿児島医療技術専門学校(校長:原田孝三郎)及び株式会社富士通鹿児島インフォネットが共同で進める産学連携プロジェクト「TRYプロジェクト」によって開発された製品です。
現在、多くの言語訓練は、病院や教育・福祉施設等の臨床・教育現場で言語聴覚士の指導のもとに実施されています。しかしながら、全国には失語症患者が約50万人いるといわれるのに対し言語聴覚士は7700名余りであり、十分な訓練が受けられないという声が出ておりました。
こうした課題解決のため、鹿児島医療技術専門学校の先生が言語訓練におけるノウハウを元に設計し、鹿児島ハイテク専門学校の学生が主体となって開発を行い、製品化したものが「さくらさんと言葉の訓練」シリーズです。
今回販売開始する「動詞編」では、動詞を表現するためにアニメーションを駆使し、第1弾の「名詞編」で好評だった聴刺激訓練や音声と絵や文字のマッチング訓練をパソコン上で実施できます。また、言語聴覚士による訓練の支援だけでなく、言語聴覚士の指導のもとにご家族による家庭内でのリハビリテーションにも利用可能となっています。
TRYプロジェクトでは、今後も言語訓練分野におけるノウハウの製品化を意欲的に推進してまいります。また、富士通鹿児島インフォネットにおいては、製品化における技術支援や全国の販売網を活用した積極的な販売活動等を行ってまいります。
・販売方法
CD-ROMによる提供及びインターネットからのダウンロード提供
・関連リンク
製品の詳細情報や体験版につきましては、下記サイトにて提供しております。
http://www.try-project.net/kotoba/
・「さくらさんと言葉の訓練」シリーズ 提供価格一覧(税込み価格)
さくらさんと言葉の訓練 動詞編 for ST CD-ROM提供:49,800円、ダウンロード提供:49,300円
さくらさんと言葉の訓練 名詞編 for ST CD-ROM提供:39,800円、ダウンロード提供:39,300円 さくらさんと言葉の訓練 セット商品(名詞編+動詞編) CD-ROM提供:79,800円、ダウンロード提供:79,300円
・動作環境
OS: Windows(R)98,Windows(R)Me,Windows(R)XP,Windows(R)2000,Windows(R)NT,MacOS9(R),MacOSX(R)
CPU: 800MHz以上
メモリ: 128MB(256MB以上推奨)
サウンド機能: 要スピーカー
・商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上