セールスフォース、総合求人情報サイトのディップに「Salesforce」を導入
総合求人情報サイトのディップ、「Salesforce」の導入により、新入社員200人の即戦力化を実現
~今年度入社の新卒社員約200人の営業研修期間中3カ月間に、OJTで合計2千万円以上の受注を達成~
オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーである株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 宇陀 栄次、以下 セールスフォース・ドットコム)は、総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 冨田 英揮、以下 ディップ)の「Salesforce」活用による、新入社員の即戦力化におけるCRM導入の成功事例について発表します。
ディップは、「Salesforce」の導入決定に伴い、テレセールスから、アポイント後の直接営業活動への展開など、高度に効率化した統合型セールス体制を構築しました。営業の効率的な分業体制を6カ月で確立しました。
また、今年度採用した約200人の新卒社員の2カ月間にわたる営業研修中(OJI[r1])には、研修当初2%の新規アポイント獲得率が6%にまで拡大し、合計受注額は、最後の30日間で2千万円に達しました。
ディップでは、「Salesforce」の導入前、顧客先のデータベースを各部署で別々に管理していましたが、急速なビジネスの拡大と社員数の増加に伴い、営業先の重複などの問題が発生し、顧客データベースの一元管理が急務となっていました。そのため、複数のシステムを検討した結果、導入実績やカスタマイズ性の高さを特に評価し、2005年11月に「Salesforce」の全社導入を決定しました。導入決定後、約3カ月で全社統一の顧客データベースを作成し、2006年2月から「Salesforce」の運用を開始し、現在は500を超えるユーザで利用しています。
同社は、「Salesforce」の導入と同時に、営業体制の分業に取り組み、新たにSFA推進課とリードゲットセンターを立ち上げました。SFA推進課では、「Salesforce」への顧客リストの入力や営業会議用のレポート資料の作成を、リードゲットセンターでは、テレセールス中心の業務を行い、アポイント獲得案件を営業担当に引き継ぐ業務を担当しています。この分業体制の導入により、「Salesforce」運用開始後は、営業担当は本来の業務に集中し、既存顧客の分析、営業課題の発掘などが行えるようになりました。また、顧客データベースの一元管理が実現できただけでなく、その件数も、運用開始から6カ月で30倍以上に拡大しています。さらに、カスタマイズ機能を有効活用し、導入当初は、13フェーズのプロセスで行っていた営業管理を、現在では8フェーズまで短縮するなど、プロセスの均一化と効率化も図れています。
今後は、オンデマンド・プラットフォーム「AppExchange」を活用し、経理システムなどとも連携した活用を進めていく予定です。
ディップ株式会社の営業企画本部 副本部長、井坂 智博 氏は、次のように述べています。「『Salesforce』の導入決定により、顧客先の一元管理が実現し、顧客を管理するという概念が定着したことは、大きな成果です。
現在では、『Salesforce』をうまく活用している部署が最も良い営業成績を上げています。今後は、各部署の成功事例をマニュアル化し、社内での営業業務の標準化を更に進めていくことが課題です。また、JSOX法対応やコンプライアンス、取引の透明性などを高める利用方法も検討しています」
【 ディップ株式会社について 】
ディップ株式会社は、国内最大級の正社員、派遣、アルバイトの求人サイトを運営しています。2000年10月にスタートした初の人材派遣情報サイト「はたらこねっと」は契約社数No.1、アルバイト求人情報サイト「バイトルドットコム」は情報掲載件数No.1、そして採用ホームページ検索エンジン「ジョブエンジン」は、通常の求人サイトの約10倍である39,000件以上の求人情報を掲載しています。2004年5月東証マザーズに上場、東京本社のほか、大阪、名古屋、横浜、福岡、京都に支社を構え、「夢をかなえる仕事に出会おう」をスローガンに求人情報提供を行っています。詳細については、以下Webサイトをご覧ください。http://www.dip-net.co.jp/
【 セールスフォース・ドットコムについて 】
セールスフォース・ドットコムは、オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーです。同社のオンデマンドCRMアプリケーションである「Salesforce(セールスフォース)」は、顧客企業の営業、サポート、マーケティング部門の支援やパートナー情報のオンデマンドによる情報共有および一元管理を可能にします。また、顧客およびパートナー企業は、同社のオンデマンド・プラットフォーム「AppExchange(アップエクスチェンジ)」を活用することにより、自社の業務要件に合わせた「Salesforce」のカスタマイズやインテグレーションはもちろん、新たなアプリケーションの構築が可能となります。さらに、新たに作成したオンデマンド・アプリケーションは、http://www.salesforce.com/jp/appexchange 上で共有・販売することができます。
さらに、顧客がサービスを最大限有効に活用できるよう、トレーニング、サポート、コンサルティング、ベストプラクティスといった導入支援のためのサービス「Successforce(サクセスフォース)」も提供しています。
2006年7月31日現在、同社サービスはみずほ情報総研株式会社、損保ジャパンDC証券株式会社、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、日清フーズ株式会社(敬称略、順不同)を含む、世界24,800社、501,000ユーザに利用されています。
本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。
セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。詳しい情報は、http://www.salesforce.com/jp/をご覧ください。
【 一般の方のお問合せ先 】
株式会社セールスフォース・ドットコム
TEL:03-5793-8301 E-mail:info@jp.salesforce.com URL:http://www.salesforce.com/jp/