日立、アドバンストサーバー「HA8500シリーズ」に新プロセッサー搭載7モデルを追加
日立アドバンストサーバ「HA8500シリーズ」に新プロセッサー搭載
7モデルを追加
デュアルコア インテル(R) Itanium(R) 2プロセッサー搭載で性能・信頼性を大幅向上
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学)はインテル(R) Itanium(R) 2プロセッサーを搭載した日立アドバンストサーバ「HA8500シリーズ」において、ハイエンドモデル「HA8500/860」、ミッドレンジモデル「HA8500/740」、「HA8500/630」、エントリーモデル「HA8500/420」、「HA8500/310」に最新のデュアルコア インテル(R) Itanium(R) 2プロセッサー9000番台(開発コード:Montecito)を搭載しました。また、エントリーモデルに新開発のチップセットzx2*1およびデュアルコア インテル(R) Itanium(R) 2プロセッサーを採用した「HA8500/520」、「HA8500/410」を加え、本日より販売を開始します。
*1 zx2:Hewlett-Packard社製チップセット
今回新モデルで採用したデュアルコア インテル(R) Itanium(R) 2プロセッサー9000番台は、CPU当たり2つのプロセッサーコアを持ち、4つのスレッド処理を実行できるハイパースレッディング・テクノロジー*2を採用、大容量3次キャッシュメモリ(最大24Mバイト)と相まって、従来プロセッサーに対し約2倍の高性能を実現しています。
また、新モデルではメモリモジュール上のメモリチップ2個に障害が発生した時にも、これを切り離しシステムの継続稼働を実現できる「Double chip-sparingテクノロジー」等の各種信頼性向上機能の強化や、高速なデータアクセスを実現するDDR-!)Uメモリ(*3およびPCI-X2.0*4などの最新テクノロジーを採用するとともに低消費電力を実現しており、サーバ仮想化機能を利用したサーバコンソリデーションやデータセンター利用での利便性を向上しました。
*2 ハイパースレッディング・テクノロジー:プロセッサー内のレジスタや各種回路の空き時間を有効利用して、1つのプロセッサーを論理的に2つのプロセッサーとして動作させる技術。(2001年8月にインテル社が発表)
*3 DDR-!)Uメモリ:外部クロックの2倍の周期でデータの読み出し/書き込みをできるようにしたメモリ(SDRAM)。
*4 PCI-X2.0:入出力バス規格。リビジョン2.0では最大転送速度が従来の約1GB/sに対して約2GB/sと高速である。
※新モデルの特徴など詳細は添付資料参照