2006/09/19 王子製紙、徳島県・富岡工場に年産能力３５０千ｔの薄物塗工紙生産設備を新設

王子製紙、徳島県・富岡工場に年産能力３５０千ｔの薄物塗工紙生産設備を新設

富岡工場のスクラップ＆ビルド計画について


　当社は、富岡工場（徳島県阿南市）に５００億円を投資し、２００８年末を完成時期として年産能力３５０千ｔの薄物塗工紙生産設備を新設することを決定いたしました。また、新設備の稼働に伴い、富岡工場の抄紙機６台（年産能力３００千ｔ）の停機を予定しております。

　今回の富岡工場のスクラップ＆ビルド計画の実施により、当社が課題としていた最新鋭設備導入による構造的コストダウンを実現することが可能となります。

　なお、富岡工場においては塗工紙生産設備の新設に先立って、古紙リサイクル設備の増強と新エネルギーボイラの導入を既に決定しております。これらの設備投資により富岡工場は塗工紙生産工場として国内トップクラスのコスト競争力を持つ工場となります。


１．新設備の概要

（１）設置場所　：王子製紙株式会社富岡工場（徳島県阿南市）
（２）完成時期　：２００８年末
（３）生産品種　：軽量コート紙、微塗工紙
（４）設備の形式：オンマシンコーター　ワイヤー幅　１０ｍ
（５）生産能力　：年産　３５０千ｔ
（６）投資額　　：５００億円

２．停機する設備

　富岡工場　抄紙機６台　年産３００千ｔ


以上

● 関連リンク

• 王子製紙（株）　ホームページ