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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.27.Thu
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2007'04.05.Thu

イーソル、μITRONとソフトウェア開発環境がTIの最新イメージング・プロセッサをサポート

イーソルのμITRONとソフトウェア開発環境がTIの最新イメージング・プロセッサ「TMS320DM350」をサポート


 イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:澤田勉、以下イーソル)は、イーソルのμITRON4.0仕様準拠リアルタイムOS「PrKERNELv4(R)」および各種ミドルウェアとμITRONベースシステム開発スイート「eBinder(R)」が、テキサス・インスツルメンツ(以下TI)の最新のイメージング・プロセッサ「TMS320DM350」をサポートしたことを発表します

 今回TMS320DM350に対応したソフトウェアには、PrKERNELv4とeBinderのほか、FATファイルシステム「PrFILE(R)2」、USBデバイス側スタック「PrUSB(R)/Device」といったミドルウェアが含まれます。これらは、TMS320DM350のリファレンスデザインの一部として、評価ボードなどと一緒にユーザーに提供されます。このためユーザーは、ハードウェア周りのファームウェアの開発やポーティングなどに時間をかける必要がなく、リファレンスデザインを入手してからすぐにアプリケーションなどの主要な開発に取り掛かることができ、設計・開発から量産までの時間を短縮し、効率的な製品開発を行えます。特にeBinderは、下位のファームウェアと上位のアプリケーションプログラム両方の問題点を容易に解決できる、豊富な開発ツールと機能を提供しています。eBinderを使うことで、生産性を高めながら、高品質な製品を開発することができます。 

 TMS320DM350は、TIの「DaVinci(TM)クノロジー」に基づくデジタル・メディア・プロセッサの新製品です。対象アプリケーションは、コンパクト・デジタルカメラ、ウェブカメラ、デジタルフォトフレームなどの普及価格帯のデジタル機器です。最大75メガピクセル(7,500万画素)の高い処理性能を備えつつ、ソフトウェア・パイプライン処理により機器の仕様や差別化に柔軟に対応します。


日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 ASP事業部 AV DSP ビジネス・デベロップメント部 DSCセルラーメディアグループ シニアマネージャー 松迫 恭二様のコメント 
 「特にデジタルカメラをはじめとする今日のコンシューマ向け情報家電の開発においては、リアルタイムOSと開発ツールが重要な要素になってきています。このたび、実績豊富なイーソルのファームウェアと開発環境がTMS320DM350をサポートしたことで、私たちは開発者に対して信頼性の高いソフトウェアプラットフォームを提供できるようになり、大変喜ばしいことだと考えております。」

イーソル株式会社 取締役エンベデッドプロダクツ事業部長 上山 伸幸のコメント
 「これまでビジネス面と技術面での活発な協力関係を維持してきたTIと、さらに良好なパートナーシップを深めることができ、大変光栄です。TMS320DM350を使用する開発者は、私たちの実績のあるソリューションにより、多くのベネフィットを得られることと確信しています。」


■補足資料 
PrKERNELv4について
 PrKERNELv4は、1999年のリリース以来、携帯電話やデジタルカメラなどのデジタル家電、カーナビゲーションシステム、プリンタからFA機器までの幅広い分野で多くの実績を持つ、代表的なμITRON仕様のリアルタイムOSです。μITRON4.0スタンダードプロファイルに完全準拠しており、各種組込みシステムに最適なプログラムサイズで、優れたリアルタイム性能を実現します。また、ミューテックス、可変長メモリプール、資源の動的生成などのさまざまな拡張機能やPrKERNELv4独自の拡張機能を実装しています。カーネル共通部分はMISRA-Cに準拠しています。 

PrKERNELv4
http://www.esol.co.jp/embedded/prkernelv4.html 


eBinderについて
 eBinderは、T-Kernel、μITRONをコアとするシステム向けの開発スイートです。従来のT-Kernel/μITRONソフトウェア開発に不足していた、優れた開発環境を提供します。リアルタイムOSを使ったシステム開発のためにゼロから設計された開発ツール・機能群を使うことで、リアルタイムシステム特有の問題を容易に解決でき、リアルタイムOSを最大限に活用できます。eBinderは、C/C++コンパイラを含む各種開発ツール群と、あらゆる組込みソフトウェアのベースとなるターゲットプラットフォームを構成するモジュール群があわせて提供されます。

eBinder詳細
http://www.esol.co.jp/embedded/ebinder.html


イーソル株式会社について
 イーソル株式会社は1975年の創業以来、「コンピュータエンジニアリングを通じて社会に貢献する」、という理念のもと、組込みソフトウェア業界、及び流通・物流業界で実績を重ねてきました。お客様の満足を第一に、開発、販売からサポートまで一 貫したサービス、トータルソリューションを提供します。
 イーソルはT-Engineフォーラムの幹事会員として、T-EngineおよびT-Kernel関連の技術開発、サービス提供を強力に進めています。取り扱っている組込みソフトウェア製品には、T-Kernel/μITRONベースシステム開発スイート「eBinder」のほか、T-Kernelの拡張版「eT-Kernel」、μITRON4.0仕様準拠「PrKERNELv4」のリアルタイムOSをはじめとするRTOS/ミドルウェア製品群「eParts」のラインナップがあります。
 2004年1月に米国オレゴン州に子会社eSOL,Inc.を設立し、日本市場のみならず、北米、ヨーロッパ、アジア市場向けに「eBinder」、「eParts」の販売活動を広げています。 


*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、PictDirectはイーソル株式会社の登録商標です。
*eT-Kernel、PrHTTPD、PrMAIL、PrSNMP、PrUSB、PrPCCARD、PrMTPはイーソル株式会社の商標です。
*TRONは"The Real-time Operating system Nucleus"の略称です。
*ITRONは"Industrial TRON"の略称です。
*μITRONは"Micro Industrial TRON"の略称です。
*TRON,ITRON,T-Engine,T-Kernelはコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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