ゼリア新薬、下肢静脈瘤硬化剤「ポリドカスクレロール」を発売
下肢静脈瘤硬化剤「ポリドカスクレロール(TM)」の販売に関するお知らせ
当社は、堺化学工業株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役社長安倍一允氏)が輸入承認を取得し、平成18年9月15日付けで薬価収載された、下肢静脈瘤硬化剤「ポリドカスクレロール(TM)」(一般名:ポリドカノール)を本年12月14日から販売開始いたしますのでお知らせします。
「ポリドカスクレロール(TM)」の成分であるポリドカノールは、ドイツのクロイスラー社(Chemische Fabrik Kreussler&Co.GmbH)が静脈瘤の硬化剤として開発し、日本においては、すでに食道静脈瘤硬化剤「エトキシスクレロール.1%注射液」として株式会社カイゲンから販売されております。
「ポリドカスクレロール(TM)」は、この「エトキシスクレロール.1%注射液」の新投与経路、新効能、新用量医薬品として開発されたものであり、日本で初めての下肢静脈瘤硬化剤です。
下肢静脈瘤は、静脈の弁の障害などで静脈血の逆流・拡張・蛇行が下肢に起こるもので、30歳以上の女性および高齢者に多く見られます。本剤を用いる硬化療法とは、静脈瘤内に本剤を注入後、直ちに弾性包帯などで圧迫し、静脈内腔を閉塞・線維化させることにより静脈瘤を硬化退縮させ、治療する方法です。
当社におきましては、循環器分野の製品ラインアップ強化の一環として展開していく予定です。
※詳細は製品概要を参照ください。
以上