日立、トータルプリントセキュリティソリューション「Secureplaza/PS」を提供
紙文書における総合的なセキュリティ対策を実現する
トータルプリントセキュリティソリューション「Secureplaza/PS」を提供開始
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下、日立)は、このたび、日立のセキュリティソリューション「Secureplaza」(セキュアプラザ)の目的別ソリューションのラインアップに、紙文書における総合的なセキュリティ対策を実現するトータルプリントセキュリティソリューション「Secureplaza/PS」を追加し、金融機関や自治体、企業などに向け、10月18日から提供を開始します。
昨年4月の個人情報保護法の施行後も、個人情報が漏えいしたという事件・事故が多発しています。その発生の原因として挙げられるなかで、印刷した紙文書の流出・紛失による割合が最も高いと言われています。また、紙文書の偽造・改ざんによる詐欺事件などの件数も増加傾向にあるなど、紙文書のセキュリティ対策が急務となっています。
「Secureplaza/PS」は、金融機関や自治体、企業などの紙文書を扱う業務・部署において、情報漏えいや偽造・改ざんといった紙文書に関わる事件・事故の防止や抑止を実現するソリューションです。
本ソリューションでは、まず、該当部署の業務を分析し、現状の業務フローやシステムの評価を行ないます。具体的には「出力(印刷)」「利用」「保管」「破棄」という紙文書に関する流れのなかで、関連する業務フローやシステムをさまざまな角度から検証し、情報漏えいや偽造・改ざんといった紙文書に関わる事件・事故へとつながる恐れがあると想定されるあらゆる脅威を洗い出します。その結果からセキュリティの重要度に応じ、印刷権限の制御や印刷ログの取得といった「出力」に関する対策をはじめ、「利用」「保管」「破棄」の各ステップに対し、ICタグや指静脈認証などを含むさまざまな製品や関連するサービスの中から最適なものを適用します。これにより、業務フローを大幅に変えることなく、紙文書に関するセキュリティ対策を実現できます。
このように、紙文書に対しての総合的なセキュリティ対策が実現できるため、紙文書からの情報漏えいや紙文書の偽造・改ざんなどへの抑止が可能となり、内部犯行を未然に防げるなど、内部統制の強化も実現できます。
今後もSecureplazaでは、社内システムの適正利用管理や、不正・事故への早期かつ的確な対応、さらに企業の内部統制環境構築とその強化を実現するソリューションを提供していきます。
■ 「Secureplaza/PS」の特長
* 関連資料 参照
■ 販売目標
今後3年間で500社
■ 価格及び提供時期
ソリューション名 Secureplaza/PS
価格 個別見積
提供時期 2006年10月18日
■ 「Secureplaza」について
「Secureplaza」は、1998年から提供している、ユーザーに必要な情報ライフラインのセキュリティをワンストップで実現するセキュリティ・ソリューションです。ソリューションはシステムやサービスの拡がりに応じて対策する「ステップ別ソリューション」と、お客さまのニーズにきめ細かく応えるための「目的別ソリューション」の2通りのソリューション体系を提供しています。
■ 他社商標注記
記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
<お問い合わせ先>
株式会社日立製作所 情報・通信グループ セキュリティ事業部
セキュリティソリューション推進本部
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 日立システムプラザ新川崎
TEL : 044-549-1686(ダイヤルイン)
info-sec@system.hitachi.co.jp (メールを送る)
以上