出光、系列SSで省燃費を実現したAT装置用潤滑油を発売
「ゼプロATF ECO」を4月1日から発売します
~ATF(オートマチックフルード)でも省燃費を追求~
当社(本社:東京都千代田区、社長:天坊 昭彦)は、2007年4月1日から、当社系列SSで、省燃費ATF(Automatic Transmission Fluid:自動車の自動変速機用潤滑油)「ゼプロATF ECO」を発売します。
「ゼプロATF ECO」は、クラッチ操作やギアチェンジを行うAT装置の中を循環し、動力を伝達するために使用される専用オイルです。
従来の「ゼプロATF」と比べ、低粘度化を図ることで、動力伝達の抵抗を減らし、1.2%の省燃費※を実現しました。一部の車種を除く国産AT車に対応しており、省燃費対策としてATの多段化が進む中で、発生しやすくなっている変速ショックや発進時の振動を和らげます。
※「10・15モードベンチテスト」による現行品(ゼプロATF)との比較データによるもの
ガソリン乗用車の燃費に対する規制強化は年々厳しくなり、2015年度までに、2010年度対比で29.2%の燃費改善が必要となります。当社は、省燃費エンジンオイル「ゼプロエコメダリスト」をラインアップし、オイルからの省燃費対策に取り組んできましたが、ATFでもさらなる省燃費を推進します。
また、2007年4月1日から6月30日までの3ヶ月間、オイル交換キャンペーン「春のオイル祭り」を通じ、環境負荷低減に寄与する製品として、「ゼプロATF ECO」の販売を強化していきます。
■エコメダリスト製品概要
商品名:出光ゼプロATF ECO
製造拠点:当社京浜ルブセンター(神奈川県川崎市川崎区)
荷 姿:20L ペール缶