中部電力、碧南火力発電所で木質バイオマス燃料の混焼計画を発表
碧南火力発電所における木質バイオマス燃料の混焼計画について
当社は、これまで、地球環境問題への取り組みを経営の最重要課題のひとつと位置付け、環境負荷の低い新エネルギーの導入推進を図るとともに、RPS法の義務量達成に向け努力してまいりました(RPS法の概要は関連資料参照)。
このたび、この取り組みの一環として、石炭を燃料とする碧南火力発電所において、木質バイオマス燃料を混焼することといたしました。
今回の木質バイオマス燃料の混焼計画は、碧南火力発電所における発電出力の約2%を木質バイオマス燃料で賄うもので、バイオマスによる発電相当分(想定年間発電電力量:約4.7億kWh)は、RPS法の義務履行に活用してまいります。
今後、地元のみなさまおよび関係各所のご理解・ご協力をいただきながら、計画を進めてまいります。
1 対象発電設備
碧南火力発電所1~5号機
■所在地 : 愛知県碧南市港南町2丁目8番2
■出力合計 : 410万kW(1~3号機各70万kW、4・5号機各100万kW)
■燃料 : 石炭
2 混焼する燃料
木質バイオマス
3 混焼率
約2%(発電出力比)
4 想定年間発電電力量(バイオマス発電相当分)
約4.7億kWh(1~5号機での本格運用開始後)
5 木質バイオマス年間使用量
約40万トン
6 設備の概略
・木質バイオマスを送炭コンベア上で石炭と混合し、既設の微粉炭機で粉砕した上、ボイラで石炭とともに混焼
・1~3号機用および4,5号機用として各1基のバイオマス燃料設備を新設
7 本格運用開始予定
平成21年度以降(1~3号機:平成22年度、4,5号機:平成21年度)
<イメージ図>
* 関連資料 参照