スターキャット、ケーブルテレビ回線利用の「緊急地震速報配信システム」を実証実験
緊急地震速報配信システムの実証実験を開始
スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:加藤 篤次)は、気象庁配信の緊急地震速報データを現行のケーブルテレビ回線を活用し、家庭向けに配信する実証実験を開始します。
この実証実験は、気象庁が平成16年2月から開始している「緊急地震速報の活用方策評価(実証実験)」に参加しているNPO法人リアルタイム地震情報利用協議会(REIC)と有限責任中間法人ケーブルテレビ情報センター(CRI)が実施する「ケーブルテレビを利用した緊急地震速報家庭内利活用実証実験」に参画するものであります。
「緊急地震速報」は、地震発生直後、震源に近い地震計で観測した初期微動をとらえて、震源や地震の規模、予想到達時刻などを推定し、大きな揺れが来る前に知らせる情報です。この情報により、非難行動をとることにより、被害軽減の効果が期待されております。
当社では、本年5月より約3ヶ月間の実証実験を行い、この実験で得られた結果を踏まえ、気象庁、REIC及びCRIとの連携を図りながら、本システムの整備構築と運用方法等を確立し、一般利用開始に向け、地域における防災情報サービスとして準備を進めてまいります。
以上
【概念図】
(※ 関連資料を参照してください。)
*本実証実験運用は、NPO法人リアルタイム地震情報利用協議会(REIC)と有限責任中間法人ケーブルテレビ情報センター(CRI)との連携で行うもので、お客様への情報提供等の実用化は、気象庁からの運用許可を頂き次第開始となります。
◆スターキャット・ケーブルネットワークについて
名古屋市内(緑区・守山区を除く)及び近隣4市2町を営業エリアとするケーブルテレビ事業者。
昭和60年2月に会社設立、平成2年より放送サービス、平成11年より通信サービスを開始。
平成14年にジャスダック証券取引所上場。
総接続世帯数:44万世帯、放送加入者:8万2千世帯、通信加入者:4万4千世帯
(※ 概念図は関連資料を参照してください。)