花王インフォネットワークと日本IBM、B2Bソリューション「アイエディパック」を提供
i5/OS(R)対応のEDI新製品「i_EDIPACK(アイエディパック)」を提供
花王インフォネットワーク株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:土岐守、以下花王インフォネットワーク)は、日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)の協力のもと、IBM(R)の統合ビジネスサーバー「IBM System i5 TM」のOSであるi5/OSで稼動する企業間電子商取引(B2B)ソリューション「i_EDIPACK(アイエディパック)」を、8月上旬から提供します。価格は、200万円(最小構成)からです。
次世代電子商取引推進協議会『情報経済アウトルック2005』によると、近年のB2B電子商取引(EDI)市場は引き続き伸びており、2004年の同市場は対前年比33%の増加となっています。中堅企業においても、電子商取引の仕組みを低価格かつ短期間で構築する要望が増えています。
従来UNIX(R) サーバー向けに販売していた花王インフォネットワークの「EDIPACK(R) (エディパック)」は、20余年にわたり2,000社を超える企業との取引をもとに、花王が蓄積した経験とノウハウを結集して開発した、電子商取引の統合パッケージです。
また、EDIINT-AS2、ebXMLなど国内外で標準となるプロトコルに対応しており、次世代電子商取引システムへの迅速な対応が可能です。
さらに、導入後のサポートも充実しており、「ファースト・サポートセンター」が、お客様からのお問合や不具合に対して24時間365日対応しています。
「EDIPACK(エディパック)」を導入することにより、一例として、取引先が20社程度の企業の場合は3割程度、運用コストの削減実績があります。また、取引先からの要請に対して個別にシステムを構築する場合に比べ、煩雑な運用を統合することができ、5割程度の運用コスト削減実績があります。今回の「i_EDIPACK」でも同様の削減効果を見込めます。
今回発表の「i_EDIPACK(アイエディパック)」は、i5/OSに対応したことにより、System i TMをお使いの企業が多い中堅規模のお客様においても、利用しやすくなりました。
今回の取り組みは、IBMが昨年2月に発表したSystem iの「System iイノベーション宣言」のひとつの柱であるパートナー向け支援施策を活用したものです。日本IBMは、同施策に基づき、花王インフォネットワークに対して以下の支援を実施しました。また、今後共同でマーケティング活動を実施していきます。
・System i5、i5/OSおよびWebSphere(R)、DB2(R) UDBに関する技術支援
・「System iイノベーション・ラボ」(東京都中央区)における稼働検証
なお本製品は、日本IBMの支援により、検証開発期間が約3ヶ月の短期で終了出来ました。
以上
IBM、i5/OS、System i5、System i、WebSphere、DB2は、IBM Corporationの商標または登録商標。
EDIPACKは花王インフォネットワークの登録商標。
UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
