忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'03.16.Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'01.28.Sun

川崎重工、発電効率に優れた世界最高性能クラスの8MW級ガスエンジンを開発

世界最高性能の8MW級ガスエンジンを開発


 川崎重工は、世界最高性能をもつ発電出力8MW級ガスエンジンを開発しました。
 当社がこのたび開発したガスエンジンは、発電効率が世界最高となる48%を達成するとともに、NOx排出値についても世界最高レベルの環境性能を実現しました。(O2=0%換算にて120ppm)

 当社は1919年に舶用ディーゼルエンジンの製造を開始して以来、発電用を含め数多くのディーゼルエンジンを開発・設計・製造するとともに、様々なエンジンの技術開発を行ってきました。これらの多様な経験をもとにガスエンジンの開発に着手し、単筒機での性能試験を重ね、このたび世界最高性能を達成しました。

 このガスエンジンは、ミラーサイクルの採用に加えて、他社機関よりもストローク・ボア比を大きくとっていることが構造上の特徴で、耐ノッキング性と燃焼効率を改善させ、サイクル効率の向上を図っています。また、副室式電気着火方式を採用したガス専焼機関であり、着火用の液体燃料を準備する必要はなく、経済性、ハンドリング性を高めています。副室については、流動解析技術などを活用して最適化を図り、安定燃焼を実現しました。

 当社が開発したガスエンジンは、シリンダ径30cm、シリンダ数12、14、16、18の4機種を取りそろえ、出力域として5~7.8MWまでをカバーしており、広範囲な市場ニーズに対応することが可能です。

 当社は産業用ガスタービン分野において、1974年以来、非常用発電設備、コージェネレーションシステムで多くの実績を積み重ね、現在では、先進の低エミッション技術を採り入れた「L20A」を頂点とする150kWから20MW級までのガスタービンをラインアップしています。発電効率に優れたガスエンジンを加えることにより、ユーザーの多様なニーズに応えることが可能になります。

 当社は今後、単筒機耐久試験を継続実施し信頼性を検証するとともに、2007年度上期には社内に7.5MWの発電実証プラントを建設し、受注活動を開始する予定です。

 当社は、今後とも、エネルギー関連分野において新たな技術開発に積極的に取り組み、発電関連ビジネスの拡充を図っていきます。



PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[5889] [5888] [5887] [5886] [5885] [5884] [5883] [5882] [5881] [5880] [5879
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]