リサ・パートナーズ、千葉興業銀行や京葉銀行と事業再生に関する業務協力協定を締結
千葉興業銀行ならびに京葉銀行との事業再生に関する業務協力協定締結に関するお知らせ
本日、当社および当社100%子会社である株式会社リファスは、株式会社千葉興業銀行(頭取 池澤 秀夫・千葉県千葉市)ならびに株式会社京葉銀行(頭取 綿貫 弘一・千葉県千葉市)との間で、それぞれ個別に事業再生に関する業務協力協定を締結致しましたので、お知らせいたします。
当社は千葉県において平成18年3月に県内の全金融機関が参加する官民一体中小企業再生ファンド「千葉中小企業再生ファンド」(*1)の組成を行い、事業再生に向けた取り組みを行っております。首都圏に立地する千葉県では地価動向や県内貸出金残高に改善が見られるなど、経済情勢は回復基調にあり、今後更なる経済活動の活発化が期待されます。
このような環境の中、企業再生に注力し、地域経済の活性化に取り組んでいる両金融機関と提携することにより、当社グループの千葉県内での事業再生ネットワークは一層強化され、今後さまざまな事業機会が見込まれます。
今後とも地域金融機関と密接に連携しながら、事業機会を確実に捕捉するとともに企業再生のノウハウを最大限活用し、地域の中堅・中小企業の再生支援に積極的に取り組んで参ります。
(*1)平成18年3月23日プレスリリースご参照
1.再生支援の対象企業
千葉県内において一定の経営基盤を持ち相応の収益力は保っているものの、過剰負債や不採算事業の負担等により企業活力が低下している企業、また県内経済の発展に資する企業を主たる再生支援対象とします。
2.業務協力の概要
今回の業務協力協定においては、当社が地域特化型再生ファンドや、官民一体型再生ファンドの運営などで培った事業再生ノウハウや、全国の地域金融機関ネットワーク等を提供することにより、過剰負債の処理、不採算事業のリストラ、M&A等の再生シナリオを策定・遂行し、対象企業の再生と地域経済の活性化を同時に実現してまいります。
〔 業務協力の概要 〕
(1)再生対象企業の選定における相互協力
(2)再生対象企業の業務改善策・リストラ戦略等の再生シナリオ立案
(3)上記の事業再生戦略の遂行における相互協力
(4)再生対象企業の再生進捗状況等の情報共有
3.当期業績への影響
本件により、今後手掛ける再生案件の増加に伴う投資機会の増加やフィー収益獲得等が期待できますが、当期は残り事業期間が4ヶ月強と短期であることから、現在のところ、当期業績への影響は軽微と見込んでおります。
4.提携先の概要(平成18年3月末現在)
(※ 関連資料を参照してください。)
●当社の事業再生ネットワークの状況(ご参考)
(※ 関連資料を参照してください。)
以上