兼松コミュニケーションズ、携帯電話からの個人情報漏洩を防ぐ電話帳サービスを開始
携帯電話からの個人情報漏洩を防ぐ電話帳サービス
「ＫＣＳセキュア電話帳」を開始
兼松コミュニケーションズ株式会社（本社：東京都新宿区西新宿８－５－１、代表取締役社長：長谷川 久也）は、携帯電話やＰＨＳからの個人情報の漏洩防止に役立つサービス「ＫＣＳセキュア電話帳」を８月１１日より開始します。
企業には個人情報が漏洩、滅失、毀損の危険にさらされないよう、技術的・組織的な保護措置を施すことが義務づけられていますが、ずさんな情報管理による個人情報漏洩事件は多発しています。これらが招く結果は企業の価値や信頼を失い致命的なダメージを与えます。
「ＫＣＳセキュア電話帳」は、個人情報のたくさん入った携帯電話の電話帳をセキュリティー対策が整ったセンターで管理し、携帯電話の紛失・盗難などによる情報流出防止を第一に考えながら、使いやすさにも配慮したサービスです。また、携帯電話の総合管理サービスとして平成１３年より多くの企業様にご利用いただき既に１６万回線を運用管理している「ＫＣＳ Ｍｏｔｉｏｎ」と「ＫＣＳセキュア電話帳」とを連携させることで、企業義務である個人情報についての安全措置、管理義務と携帯電話の運用・購買・通信費管理まで網羅できるようになります。
「ＫＣＳセキュア電話帳」サービスは、兼松コミュニケーションズ株式会社が独自に開発した機能と株式会社富士通ビー・エス・シー（本社：東京都品川区大崎１－１１－２ ゲートシティ大崎 イーストタワー、代表取締役社長：兼子 孝夫）が著作権、商標権等の知的財産権その他の権利を有する「セキュア電話帳」とを組合せたＡＳＰサービスであり、富士通株式会社（本社：東京都港区東新橋１－５－２、代表取締役社長：黒川 博昭）、株式会社富士通ビー・エス・シーと協力して提供します。
＜特徴＞
・マルチキャリア対応
ドコモ、ａｕ、Ｖｏｄａｆｏｎｅ、ＷＩＬＬＣＯＭの携帯電話、ＰＨＳに対応したＷｅｂブラウザ版とドコモのｉアプリ※版を用意しています。
・ユーザー認証
センターに保管された電話帳を開くには「ユーザーＩＤ」、「パスワード」での認証が必要です。更に、指紋センサーが搭載されている携帯電話では、ｉアプリによる「指紋での認証」も可能です。
・電話帳検索
「グループ」、「カナ」、「電話番号」、「あかさたな（行）」検索の他に、よく電話する相手は「お気に入り」に設定し、すばやく表示することができます。
・センターでの一元管理
電話帳はセキュリティー対策が完備されたセンターで一元管理されているため、安心してご利用できます。また、携帯電話の変更による電話帳の移し変えも必要ありません。
・電話帳のダウンロード（ｉアプリ版のみ）
センターで管理されている電話帳を携帯電話のアプリ上にダウンロードすることも可能なため、通信状態の悪い場所でも電話帳を利用することができる上、センターへのアクセス頻度を少なくすることができます。
・電話帳の強制削除機能（ｉアプリ版のみ）
携帯電話のアプリ上にダウンロードした電話帳からの漏洩対策としては「ユーザー認証」以外に「センターからの強制削除」、「認証の失敗回数による自動削除」が可能です。
・電話発信
センターに保管された電話帳を開いて電話する相手を選択し発信するため、発信履歴には電話番号のみが表示されるため、掛け先が特定できません。
＜機能＞
Ｗｅｂブラウザ版、ｉアプリ版
・ユーザーＩＤ、パスワードによるアクセス制限
・無操作時間監視によるログアウト
・センターでの電話帳管理
・ＳＳＬによる通信
・ＰＣからの登録、参照、変更、削除
・ＫＣＳセキュア電話帳からの電話発信
ｉアプリ版
・指紋認証によるアクセス制限
・暗号化によるデータ通信
・電話帳のダウンロード
・ダウンロードした電話帳の強制削除
・認証の失敗回数によるダウンロードした電話帳の自動削除
※ｉアプリ
株式会社ＮＴＴドコモのｉモード対応携帯電話用のソフトウェア（プログラム）です。