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2024'11.29.Fri
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2007'04.13.Fri

IDC Japan、国内通信事業者の設備投資支出市場予測を発表

国内通信事業者の設備投資支出市場予測を発表

・国内通信事業者の2005年度(2006年3月現在)における設備投資支出増額は、8,869億円
・高成長シナリオでは、2005年~2010年の年間平均成長率(CAGR)7.0%で拡大し、2010年の市場規模は1兆2,444億円に達する見込み
・低成長シナリオでは、CAGRは3.0%、2010年の市場規模は1兆260億円に


 IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)はこのたび、2006年3月現在の国内通信事業者による設備投資*支出(CAPEX: CAPital Expenditure)推計および2006年~2010年の予測を発表しました。これによると、2006年3月現在の通信事業者のCAPEX総額は、8,869億円と推計されます。

 国内主要通信事業者では、高速ブロードバンドアクセス需要の増大、競争の激化、ネットワークの設備投資と運用管理費の削減要求の高まりと次世代ネットワーク(NGN)構想における行政指導によって、ネットワークの再設計/再構築、より安価で効率的なオープンソースの高速ネットワークの導入/移行が進展しています。

 通信事業者のCAPEX戦略及び将来動向は、各種サービスの需要動向に大きく左右される傾向があります。IDC Japanでは、NGNの動向、ブロードバンドの需要動向、サービス開発、ネットワーク機器の競争状況などの市場要因の将来予測を基に、2006年~2010年の予測について2つのシナリオを想定しています。

高成長のシナリオ
 IDC Japanでは、国内主要通信事業者のCAPEX市場が高成長を遂げる場合、同市場は2005年~2010年の年間平均成長率(Compound Annual Growth Rate: CAGR)7.0%で成長し、2010年には1兆2,444億円に達すると予測しています。その前提として、NGNの構築、FTTHの堅調な採用、移動体通信事業者の基地局の増設における持続的な投資を挙げています。高成長シナリオにおいては、国内ブロードバンド加入者数が2009年までに約3,200万人に達すると予測しており、この成長の大半は、FTTHまたはFTTB (fiber-to-the-building)の展開によって促進されると考えられます。また、FTTH、FTTBの急速な伸びによるインターネットトラフィックの需要を支えるために通信事業者のバックボーンインフラにおける投資も拡大することが予測され、特にメトロDWDMシステムにおける投資は2005年~2010年において約4倍に増加すると期待されます。 

低成長のシナリオ
 一方、低成長シナリオにおいては、FTTHと移動体通信インフラの構築がともに伸び悩み、2005年~2010年のCAGRは約3.0%となり、2010年におけるキャリアCAPEX市場は1兆260億円にとどまるものとIDCではみています。通信事業者がNGN等の新たなインフラやサービス開発に多額の投資を投入したとしても加入者増が見込めず、新たな収益源が期待できないと判断した場合、CAPEXは抑制されると予測されます。特に、FTTHのインフラとなるGe-PON、アグリゲーション、エッジルーティング、メトロWDM、移動体通信用基地局の投資への影響が著しいと考えられます。

 IDC Japanのコミュニケーションズ グループマネージャーのジョージ ホフマンは、「今後数年間の通信事業者の設備投資の増加を牽引する主要なネットワーク要素は、固定および移動体ネットワークのアクセス部分である。また、通信事業者各社のNGN戦略が設備投資に大きな影響を与えるであろう。FTTHの需要が急成長を続けており、2009年にはADSLを超える勢いである。FTTHの普及により大容量コンテンツやサービスのトラフィックが伸び、また移動体通信においてHSDPA、3.5G、IMSなど次世代移動体通信のネットワーク構築が進めば高成長シナリオの市場規模推移が期待される」と分析しています。

注:通信事業者の設備投資には、コアルーター、エッジルーター、集線装置、アクセス回線、IPボイス、無線アクセスが含まれる。

 今回の発表はIDCが発行したレポート「国内通信事業者のCAPEX市場 2005年の分析と2006年~2010年の予測」(J6180102)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内の固定通信事業者および移動体通信事業者の設備投資動向を分析しています。通信事業者による設備投資の内容および決定要因を分析するとともに、主要機器ベンダーの製品別市場予測を行っています。

(※レポートの詳細については IDC Japan へお問合せ下さい。)

【レポート概要はこちら】
 国内通信事業者のCAPEX市場 2005年の分析と2006年~2010年の予測
 http://www.idcjapan.co.jp/Report/C_Network_infra/j6180102.html


<参考資料>
 国内通信事業者のCAPEX市場予測、2005年~2010年
 (*関連資料図参照)


<一般の方のお問合せ先>
IDC Japan(株)セールス
Tel:03-3556-4761 Fax:03-3556-4771
E-Mail: jp-sales@idcjapan.co.jp
URL: http://www.idcjapan.co.jp

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