ヤマハ、カメラ・音響設備切換え技術を活用したテレビ会議システムを発売
ヤマハ独自の高音質技術が実現。
“音の良さ・話しやすさ”を追求したテレビ会議システムを新発売
■IPテレビ会議システム
ヤマハ テレビ会議システム “プロジェクトフォン” 『PJP-300V』
テレビ会議用コーデックボックス 『PJP-VC1』
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中沢町10-1、社長:伊藤修二)は、長年培ってきたオーディオ技術とネットワーク技術の融合により、ヤマハ独自のアレイ制御技術(注)とカメラ切換え技術を組み合わせたテレビ会議システム“プロジェクトフォン”「PJP-300V」とテレビ会議用コーデックボックス「PJP-VC1」を市場投入してまいります。
<価格と発売日>
・品名 テレビ会議システム
モデル名 PJP-300V
色 ブラック
希望小売価格<税込> 367,500円(本体価格350,000円)
出荷開始 11月中旬
・品名 テレビ会議用コーデックボックス
モデル名 PJP-VC1
色 ブラック
希望小売価格<税込> 262,500円(本体価格250,000円)
出荷開始 11月中旬
<市場背景と企画意図>
ブロードバンド回線の普及拡大に伴い、VoIP(Voice over IP)によるコミュニケーションが広がるとともに、映像を付加したテレビ会議システムの需要も音声会議同様に世界的な需要の高まりを見せています。
そこで、ヤマハの持つ音のノウハウとネットワーク技術を結集し、音声と映像へのストレスなく円滑な会議の進行をサポートし、しかも簡単な設置/接続が可能なテレビ会議システムをご提供します。
<製品概要>
PJP-300Vは小型CMOSカメラ3個、小口径スピーカー14個、マイク16個をワンボディに一体化したテレビ会議システムです。機能性を追及した薄型フォルムのデザインは薄型テレビにもぴったりとフィットし、高い機能性/設置性とインテリア性を両立しています。別売のテレビ会議用コーデックボックス「PJP-VC1」と接続することにより、簡単にテレビ会議システムを導入・設置することができます。
「PJP-300V」には、ヤマハ独自のアレイ技術を活かした話者位置検出機能と3個のCMOSカメラを組み合わせることにより、カメラを発話者方向へ瞬時に自動的に切り替える「話者位置追尾機能」を搭載。いままでのテレビ会議システムでは成し得なかったシームレスな音声と映像の一致を実現しました。
<PJP-300V主な特長>
1. 常に話者方向を撮影する「話者自動追尾機能」を搭載
16個の狭指向性アレイマイクを活かした話者位置検出機能を3個のCMOSカメラと連動。話者位置を即座に特定し、カメラ映像を切り替えます。即座に話者方向に映像が切り替わることにより、会議のスムーズな進行をサポートします。
2. スムーズな双方向会話を実現する適応型エコーキャンセラー搭載
高性能適応型エコーキャンセラーを搭載することにより、音切れや揺らぎの少ない快適な双方向会話をサポートします。
3. アレイマイクが実現する、高い収音能力
16個のアレイマイクにより会議室内の遠くの音も確実に収音します。机の上に集音マイクを設置せずとも会議参加者の声の収音が可能です。収音能力の高いアレイマイクをテレビ画面上に配置することにより、会議参加者は画面を見ながら自然な会話をすることができます。
4. 聞き取りやすい再生音で、より円滑なコミュニケーションが可能に
オーディオ製品にも搭載されている14個の小口径スピーカーをアレイ状に配置することにより、「聞きやすい」再生音を実現。また、会議の状況にあわせたシーンに合わせた多様なスピーカー特性を得ることが出来ます。
5. 薄型テレビにフィットするスタイリッシュなデザイン
高性能適応型エコーキャンセラー搭載により、調整の手間無く会議室に導入できます。
また、専用スタンドと組み合わせることにより、簡単にスタイリッシュなテレビ会議システムの導入が可能です。
<注>
(注) アレイ(直列)状に並べたマイク/スピーカーのひとつひとつの遅延時間を微妙に制御することにより、指向性の高い収音領域/音声を作り出します。
<PJP-300V/PJP-VC1の主な仕様>
* 関連資料 参照
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<この件に関する一般の方のお問い合わせ先>
ヤマハ株式会社
サウンドネットワーク事業部 営業部
〒430-8650 静岡県浜松市中沢町10-1
TEL 053-460-3445