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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.29.Fri
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2007'04.13.Fri

ヤマハ、多地点接続対応のIP電話会議システムを発売

ヤマハ独自の高音質技術が実現。
“音の良さ・話しやすさ”を追求した会議システムを新発売

スピーカー/マイク一体型IP電話会議システム
ヤマハ テレカンファレンスシステム“プロジェクトフォン”
『PJP-50R』


 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中沢町10-1、社長:伊藤修二)は、長年培ってきたオーディオ技術とネットワーク技術の融合により、ヤマハ独自のアレイ制御技術(注1)を駆使した多地点接続対応のテレカンファレンスシステム“プロジェクトフォン”「PJP-50R」を市場投入してまいります。


<価格と発売日>

 品 名:IP電話会議システム
 モデル名:PJP-50R
  色 :シルバー
 希望小売価格<税込>:168,000円(本体価格160,000円)
 出荷開始:11月中旬


<市場背景と企画意図>
 ブロードバンド回線の普及拡大に伴い、既存のアナログ電話回線に加えてVoIP (Voice over IP) によるコミュニケーションが広がりを見せています。さらに近年、H.323(注2)に代わる通信制御プロトコルとしてSIP(注3)が注目されています。これら諸条件が整備されることにより、世界的にIPに対応した電話会議が普及しつつあります。その一方で、これまでの会議システムでは「聞き取りにくい」「音声が途切れる」など、音に対する不満の声がありました。このようなニーズに応えるため、ヤマハの持つ音のノウハウとネットワーク技術を結集し、音声へのストレスがなく、円滑な会議の進行をサポートし、しかも簡単に接続が可能な会議システムをご提供します。


<製品概要>
 「PJP-50R」は、小口径スピーカー4個、マイク16個、および通信制御部をワンボディに一体化した、使いやすいIP電話会議システムです。SIPによるVoIP通信機能に加えアナログ電話回線にも接続可能。またオーディオ入出力端子やイーサネットを介しての接続も備えているため、PCベースのWeb会議システムやTV会議システムの音声端末としてもご使用いただけます。


<PJP-50R主な特長>

1.シーンに合わせた多彩な収音モードを実現
 16個のマイクユニットからなる狭指向性アレイマイクを配置することにより、収音範囲を可変させたり、発話者を自動追尾させることを可能にしました。
従来、収音能力の高い機種は、話者の発言だけでなくプロジェクターをはじめ周囲の雑音を拾ってしまいやすくなります。またオープンスペースなど騒がしい場所では周囲の音を拾ってしまうため、使用することができませんでした。
 プロジェクトフォンはアレイマイクで収音範囲を可変させることができるため「プロジェクターの設置方向は収音しないようにする」「周囲が騒がしいので会議参加者の方向だけを収音する」などの設定が可能になり、高い収音能力と周囲ノイズの除去という相反する二つの課題をクリアしています。

2.スムーズな双方向会話を実現する適応型エコーキャンセラー搭載
 従来の電話会議システムでは、エコーキャンセラーの中でもエコーサプレッサーと呼ばれる技術が採用されているケースが殆どですが、その場合は一方が発話した際もう一方のマイクがシステムにより強制的にOFFにされてしまうトランシーバー的な仕組みのため、会話の出だしが切れたり、音声が途切れたりする弱点がありました。
 これに対しプロジェクトフォンは廻り込み音を極小化する構造設計に加え、高性能の適応型エコーキャンセラーを搭載することによりマイクをOFFにすることなく利用場所の音響環境を学習してエコーの要因となる音のみをフィルタリングします(注4)。そのため、双方向ともに途切れることなくスムーズな会話を実現できます。

3.3chエコーキャンセラーにより、話者位置を識別して再生(IP通信時のみ)
 アレイマイクによる話者位置検出機能、アレイスピーカーによる仮想音源生成技術と3chエコーキャンセラーの組合せにより、「PJP-50R」では通話先の着座位置に合わせて音声を再生する「話者位置再生モード」を実現しました(2地点通話時、最大3話者位置)。
 発話者ごとに再生位置を変えることにより、発話者の識別が容易になるとともに同時発話の際の聞き取りやすさも大幅に向上します。
 また、多地点接続装置時には拠点ごとに再生位置を分離させることが可能です。4地点接続時には相手方3地点からの音声を分離することができます。これにより拠点毎に音声が異なる方向から聞こえてくるため、拠点とその音声の識別がよりクリアになります。
 ヤマハ独自の3chエコーキャンセラーがこの技術を可能としています。

4.「IP(Ethernetポート)」「アナログ電話回線」「オーディオ入出力」を搭載。あらゆる回線に幅広く使えます。
 SIPによるVoIP機能、G.711, G.726等の音声コーデック対応をはじめ、アナログ電話回線との接続用のLINE端子及びステレオアナログ入出力端子を搭載。接続先の使用機器や環境にあわせてご使用いただけます。
 また、オーディオミキサーを内蔵し、IP電話、アナログ電話、外部オーディオ接続の音声をそれぞれミックス通話することが可能です。
 IP多地点接続中に固定電話/携帯電話から会議に参加することや、PCに接続してWeb会議のマイクスピーカーとして使用中に固定電話/携帯電話と接続することもできます。

<注>
(注1)アレイ(直列)状に並べたマイク/スピーカーのひとつひとつの遅延時間を微妙に制御することにより、指向性の高い収音領域/音声を作り出します。
(注2)IPネットワーク上でリアルタイムで音声・映像・データをやり取りするためのプロトコルのひとつ。
(注3)SIP(Session Initiation Protocol)はVoIPテクノロジーの中核をなすプロトコル。IP電話、VoIPゲートウェイ、その他音声をやり取りするインターネット機器に広範に利用されています。
(注4)利用環境によっては音質が異なる場合がございます。


<PJP-50Rの主な仕様>
 添付資料をご参照ください。

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