ISID、マーケティング・ソリューション「アフィニアム・キャンペーン」を米L.L.Beanに導入
ISID、「Affinium Campaign」をL.L.Beanに導入
~カタログ送付業務の効率を改善~
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、資本金:81億8,050万円、代表取締役社長:水野紘一、以下:ISID)は、米UNICA社の「Affinium Campaign」(アフィニアム・キャンペーン)をエル・エル・ビーン・インターナショナル(本社:米国メイン州フリーポート、日本支社:東京都武蔵野市、日本支社代表:クリス・ウィルソン、以下:L.L.Bean)に納入しました。L.L.Beanは、ISIDが昨年10月に販売を開始したマーケティング・ソリューション「Affinium」の第1号ユーザになります。
L.L.Beanは、アウトドア用品やアウトドア・ウエア等をカタログ、Eコマースおよび店舗などマルチチャネルで販売しているアメリカの会社で、今般コールセンターやダイレクトメール(DM)等による小売業務を運営するためのダイレクト・マーケティング・システムを刷新いたしました。今回ISIDが導入した「Affinium Campaign」は新システムの中の1システムで、マーケティング部門が使用する「対象顧客選定」及び「顧客購買データ分析業務」等をサポートするものです。
L.L.Beanでは以前から使用していたシステムが古いメインフレーム型だった為、思うような顧客分析が出来ませんでしたが、新システムの導入を機に購買動向の違う多数の顧客を1つの集団として捕らえたダイレクト・マーケティングから、個々の顧客に対して適切な情報提供を、最適なチャネル(コールセンター、DM、e-メール等のコミュニケーション手段)を用いて行なう、顧客視点のコミュニケーションへの移行を検討してきました。
「Affinium Campaign」の採用は、米国本社での稼動実績に加えて以下の特長が決め手となり、今回の導入に至りました。
【 Affinium Campaignの特長 】
-専門的な知識を必要とせず、マーケティング担当者が使いこなせる直感的なインターフェース
-マルチチャネル(コールセンター、DM、e-メール)での顧客コミュニケーションをサポート
-対象顧客選定条件を自由な切り口で作成可能
「Affinium Campaign」導入後に実施したカタログ送付顧客の選定業務においては、従来1週間程度かかっていた作業が4時間に短縮され、マーケティング担当者はマーケティング施策の策定及び検証に注力する事が可能となりました。
【 Affiniumについて 】
AffiniumはUNICA社が提供する統合ソフトウェア製品です。
モデリングによる顧客分析、キャンペーン管理、見込み客管理、マーケティングリソース管理、顧客行動の検知等、企業のマーケティング活動全てをサポートするEMM(=Enterprise Marketing Management)というコンセプトを実現しています。
【 Affinium Campaignについて 】
Affinium Campaignは、Affiniumの1モジュールで、顧客のイベントを捕らえてマーケティング活動を行なうイベントベース・マーケティングを実現する企業と顧客間のコミュニケーションエンジンです。特殊なデータマートを作らなくとも、企業内に散在する各種のデータベースやフラットファイルに接続し、マーケティング部門の担当者自らが多様なチャネルを活用したキャンペーンを計画・実行・効果検証する事が可能となります。また、一旦設計したマーケティング業務フローを再利用し共有できるため、業務効率も飛躍的に高まります。
【 UNICA社について 】
UNICA社はマーケティング課題の解決に特化したソフトウェアベンダです。
EMM(=Enterprise Marketing Management)のリーディングカンパニーであり、ユーザは全世界で400社以上。95%の保守契約更新率、50%以上の顧客がリピート導入という事実が、高いカスタマーサクセスを実証しています。http://www.unica.com/