理経、10GbpsDWDM伝送仕様に対応したXFPタイプの光トランシーバーを販売
理経、米オプチューム社製 XFP光トランシーバの販売を開始
10GbpsDWDM伝送仕様に対応
株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:青柳 勝栄)は、代理店を務めるオプチューム社(Optium Corporation、本社:米国フィラデルフィア州、President and CEO:Eitan Gertel)の10Gbps波長多重(DWDM)伝送仕様に対応したXFPタイプの光トランシーバを販売開始しました。
高速大容量通信サービスの普及による通信量の急増にともない、中長距離幹線系や大都市部では光ファイバー通信網の増強が急がれており、1台あたりの伝送能力が高く、小型の光通信用トランシーバが求められています。
DWDM XFP光トランシーバを使用することで、波長多重方式による大容量情報伝送が可能となります。XFPタイプの光トランシーバは10Gbps MSA標準で、10Gbps電気信号を10Gbps光出力信号に変換、その逆の変換も可能で、次世代10Gbps光トランシーバとして注目されています。高速の10Gbps電気インターフェースはXFI仕様にも準拠しています。
本製品はパテント技術をベースにしており、高効率の1550nm EAM-LDトランスミッター、高感度APDレシーバを使用しています。これらによりDWDMや80kmの伝送距離の対応するSONET/SDHやイーサーネットに対応します。
■製品の特長
1.10Gbpsシリアル光インターフェース
2.1550nm EMLレーザーによりシングルモードファイバーにおいて伝送距離80km
3.高感度PINやAPDフォトダイオードおよびTIA
4.XFP MSA標準
5.ホットプラッガブル
6.二重のLCリセプタクル
7.着脱が簡単なXFPメカニカルインターフェース
8.XFI高速電気インターフェース
9.2ワイヤーインタフェース
10.マルチプロトコル対応
11.低消費電力
理経では、本製品を光通信機器メーカー等に積極的に拡販していきます。
■オプチューム社
・正式名称:Optium Corporation
・本社所在地:米国フィラデルフィア州チャルフォント
・代表者:Eitan Gertel, President and CEO
・資本金:US$19 Million
・従業員数:130名
・事業内容:10Gbps光通信トランスポンダーの設計、開発、製造。
これに加え10Gbps対応のチューナブルトランスポンダーやDuo-Binaryトランスポンダーに加え、次世代ROADM用波長選択スイッチも提供しています。
・URL:http://www.optium.com/