野村総研、次世代ITプラットフォーム「オブジェクトワークス R8.0」を発売
次世代ITプラットフォーム「オブジェクトワークス R8.0」を発売
~開発基盤を強化し、システム開発の統制をトータルに支援~
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、オープン環境でのミッションクリティカルな基幹系システムのインテグレーションを可能にする次世代ITプラットフォーム「オブジェクトワークス」(※1)の機能を強化した、「オブジェクトワークス R8.0」を本日、発売します。
「オブジェクトワークス」は、メインフレームの時代から現在のWebコンピューティングの時代まで、情報技術が大きく変わりゆくなかで、NRIが培ってきたシステム構築、およびアプリケーション開発のノウハウやスキルをもとに、複雑化・高度化するシステム構築環境において、信頼性・生産性の高いシステム基盤を構築するための基盤ソリューション製品です。大規模なシステム開発においても、業務視点による変化に対応したシステム構築や運用を可能にし、ビジネスの安定性と継続性を提供します。
また、「オブジェクトワークス」を活用することにより、柔軟性(Flexibility)、拡張性(Scalability)、信頼性(Reliability)、可用性(Availability)、保守性(Serviceability)といった企業システムで重要視される要件を満たしたIT基盤の構築が可能になります。
「オブジェクトワークスR8.0」では、これまでの企業システムの開発標準・開発統制をサポートしてきた「開発基盤」の機能強化として、テスト工程に対する各種支援機能のコンポーネント群・部品群を追加・強化しました。テストケースの生成や自動実行などによるソフトウェア品質や開発生産性の向上に加え、証跡を自動保存したり、比較したりすることなどにより、システム開発プロセスをトータルで可視化・管理し、マネジメント効率の向上や開発統制の推進を支援します。
また、「マルチチャネル基盤」において、ビジネスツールとして今や欠かせない携帯電話の高度活用のひとつとして、既存のグループウェアとの連携を実現しました(詳細は「ご参考」参照)。
今後も「オブジェクトワークス」は、NRIグループのIT基盤ソリューション「GranArch(グランアーク)」(※2)の中核製品のひとつとして、Web系フロントシステムから、ミッションクリティカルな基幹業務システムまでの幅広い領域で、企業のIT資産を有効活用するWebシステム基盤を構築するための総合的な環境を提供していきます。
(※1) オブジェクトワークス
J2EE、および.NET Framework環境下におけるSIフレームワーク(システム開発・実行基盤製品)。「開発基盤」と「実行基盤」からなり、アプリケーション開発フレームワークの機能、トランザクション制御やセキュリティコントロール、システム連携、印刷機能などのIT基盤機能を有する。
すでに500社を超えるプロジェクトで高い信頼性と生産性を実証。対象業種や規模は多岐にわたる。また、端末数10,000台規模のシステムや、PCサーバー上で秒間500件のリクエストを処理するシステムでの実績も多く挙げている。
(※2) GranArch(グランアーク)
企業の競争力を強化するIT基盤の構築をサポートする、NRIグループのIT基盤ソリューションの総称。要素技術群(Foundations)、ソリューション群(Solutions)で構成される。現在、これらを組み合わせ、お客様の関心の高いITテーマ「情報保護・メッセージングセキュリティ対策」「アプリケーション開発標準化」「電子文書化対応」などを切り口としたサービステーマを提供。
● 商標について
「オブジェクトワークス」「GranArch(グランアーク)」は、株式会社野村総合研究所の登録商標です。また、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【製品に関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 基盤ソリューション事業本部/情報技術本部
TEL:03-5299-5373 E-mail: o3w@nri.co.jp http://works.nri.co.jp