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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.28.Thu
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2007'04.17.Tue

アンリツ、40G/43Gに対応したマルチレート1Boxアナライザー「MP1595A」を開発

40G/43Gに対応したマルチレート1Boxアナライザ

40G SDH/SONETアナライザ MP1595A


 アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、今後の普及が見込まれる40Gbit/s SDH/SONET※1、43Gbit/s OTN※2ネットワークに関連する装置、デバイスの試験を1台で可能とする40G SDH/SONETアナライザMP1595Aを開発。11月1日から受注を開始いたします。

 MP1595Aは、各種ビットレートに対応したユニットを組込み可能なプラグインユニット形式を採用。最新技術である40G/43Gbit/sネットワークに対応するとともに、既存伝送網で利用されている2.5Gbit/s、10Gbit/sのSDH/SONET関連装置、デバイスの試験を1台の測定器で実現。お客様の用途に応じた測定が可能であり、測定効率とコストパフォーマンスの向上に貢献いたします。


[開発の背景]
 デジタルハイビジョン放送、Video over IPやオンラインゲームなどのリッチコンテンツを使用したブロードバンドサービスの進展に伴い、超高速40Gbit/s伝送技術が次世代コアネットワークとして高い注目を集めています。40Gbit/s伝送では現状の10Gbit/s伝送よりもさらに高い伝送品質が要求され、通信キャリアや伝送装置メーカ、デバイスメーカなどでは、ネットワークや伝送装置の品質確保が重要な課題となっています。

 アンリツはこれまでOTNやSDH/SONETなどの伝送装置やデバイスを試験する測定器を数多く提供してまいりました。今回これまで蓄積してきた技術を活用。超高速40Gbit/s SDH/SONET、および43Gbit/s OTN伝送方式の測定機能を有する40G SDH/SONETアナライザMP1595Aを開発いたしました。


[製品概要]
 40G SDH/SONET アナライザ MP1595Aは、既存の2.5Gbit/s、10Gbit/sに加え、最新の43Gbit/s OTN、40Gbit/s SDH/SONET関連装置やデバイス試験を可能とする コアネットワーク用測定器です。各伝送方式に対応したユニットを組み合わせるプラグインユニット形式であることから、拡張性に優れ、各種ビットレートに応じた測定が1台で行えます。

[主な機能]
□40Gbit/s、43Gbit/sネットワークのパフォーマンスを測定
 43Gbit/s OTN、40Gbit/s SDH/SONETの試験が行えます。ITU-T に準拠したSDH/SONET、OTN信号のモニタ、エラー・アラームの検出、オーバーヘッド情報の解析、入力光のレベル確認などが可能。伝送装置やデバイスの機能、品質を検証できます。またエラー・アラームを任意に発生する機能も有しており、異常状態での装置やデバイスの動作確認も行えます。

□43Gbit/s OTN FEC※3試験が可能
 43Gbit/s OTN で長距離伝送を実現するキーテクノロジーである誤り訂正(FEC)機能を検証できます。MP1595Aから、FEC機能の検証に適した特殊なエラーを任意のレートで挿入可能。これにより入力エラーに対するエラー改善率といったFEC機能のパフォーマンスを容易に確認できます。

□マルチレート対応
 1.5Mbit/s ~ 43Gbit/s のビットレートに対応。MP1595A 1台で、MUX/DEMUXシステムの検証で求められる信号を多重化する高速側(40Gbit/s、43Gbit/s)、多重される低速側(2.5Gbit/s、10Gbit/s)に対応でき、効率のよい測定環境を構築できます。


[対象市場 用途]
□43Gbit/s OTN、40Gbit/s SDH/SONETなど各種通信装置や超高速デバイスの開発・製造
□コアネットワークの建設・保守

[営業情報]
□受注開始:平成18年11月1日
□予定販売台数:国内/海外計  30セット(初年度1年間)


[用語解説]

※1 SDH/SONET:Synchronous Digital Hierarchy / Synchronous Optical NETwork
  デジタル伝送システムにおける信号の階層多重方式の国際基準。

※2OTN:Optical Transport Network
 OTNとは、Optical Transport Networkの略称で、ITU-T G.709にて標準化されている光伝送技術。

※3 FEC:Forward Error Correction
 誤り訂正技術の一つ。伝送信号に冗長信号(誤り訂正符号)をつけることで伝送距離を延ばすことが可能である。

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