日本TI、高入力電圧に対応可能なLDOリニア・レギュレータ製品ファミリを発表
日本TI、過酷な動作環境と高電圧入力に耐えるLDOレギュレータ新製品を発表
~車載品向けに最大45Vの広い入力電圧範囲をサポート、外付けコンポーネントの数を削減~
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、過酷な動作環境に耐えるよう設計され、高入力電圧に対応可能なLDO(低ドロップアウト)リニア・レギュレータ製品ファミリを発表しました。新しい製品ファミリは、最大45V(ボルト)という広い入力電圧範囲をサポートし、ボディコントロール、インストルメントクラスタ、車載オーディオおよびテレマティクスなどの各アプリケーションにおいて、過渡電圧から回路を保護します。本件に関する詳細はhttp://www.ti.com/sc06192(英文)から参照できます。
『TLE4275QKTTRQ1』、『TL750M05QKTTRQ1』および『TL760M33QKTTRQ1』は、車載バッテリに直接接続できるTIとしては初のデバイスです。高い負荷ダンプ耐圧を備え、LDO保護に必要な外付けコンポーネントの数を減らすことができます。出力安定度は、一般的な車載アプリケーションと低価格のコンデンサに向けて最適化されています。
その他の主な機能
o最大定格出力電流は450~750mA(ミリアンペア)
o負荷ダンプ、サーマル・シャットダウン、過電圧保護
o固定出力電圧は3.3V、5V、8Vの3バージョン
oパワーオン・リセットおよび低電圧リセット(TLE4275-Q1)
o最大の許容損失を提供する業界標準TO-263(D2PAK)パッケージ
※参考表あり
TIのLDOレギュレータ製品ポートフォリオについて
TIのLDOレギュレータ製品は、マイクロアンペア規模のキープアライブ回路から7.5A(アンペア)の負荷を生じるテレコム・アプリケーションまで、幅広いアプリケーションと出力電流に対応しています。なおTIのパワー・マネジメント製品についての詳細は、http://www.power.ti.com(英文)から参照できます。
※すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
テキサス・インスツルメンツおよび日本テキサス・インスツルメンツについて
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称: TI)は、グローバルな半導体企業であり、デジタル家電、ワイヤレス市場などに向けたDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)とアナログICを中核とするトータル・ソリューションを提供しています。そのほか、E&PS(教育関連)事業を展開、世界25ヶ国以上に製造・販売拠点を持っています。
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は、テキサス・インスツルメンツの子会社で日本市場における大手の外資系半導体サプライヤです。資本金は362億5,000万円です。大分県日出、茨城県美浦に生産工場があり、茨城県つくばと神奈川県厚木にテクノロジー・センターがあります。
TIに関する情報はインターネットでも発信しています。(http://www.tij.co.jp)
<読者向けお問い合わせ先>
日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
プロダクト・インフォメーション・センター(PIC)
URL: http://www.tij.co.jp/pic/
以上