インフォプラント、C-NEWSで「モバイル音楽市場」に関する調査結果を発表
「モバイル音楽市場」に関するC-NEWS生活者調査
プレーヤー購入時は「価格」「デザイン性」重視
音楽ケータイ「バッテリー」に不満ポータブルオーディオ今後も優勢
~15歳以上のインターネットユーザー1,000人の回答結果~
インターネットリサーチサービスの株式会社インフォプラント(本社/東京都中野区、代表取締役社長:大谷真樹)が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS(http://c-news.jp/)」では、「モバイル音楽市場」に関する調査を15歳以上のインターネットユーザーに対して実施し、合計1,000人の回答を集計しました(調査期間:2006年9月8~10日/3日間)。主な調査結果は下記のとおりです。
◇◆◇ 調査結果概要◇◆◇
■ ポータブルオーディオ・音楽ケータイ併用のユーザーにアクティブな音楽消費目立つ
ポータブルオーディオユーザー、音楽ケータイユーザー、併用ユーザー、それぞれに「CDの購入」「CDのレンタル」「PC向け音楽配信での楽曲購入」「着うたフルの購入」の4項目について、最近1年間にかけた費用を聞き、その結果を加重平均したところ、併用ユーザーの消費金額が4項目とも最多。合計金額は、併用ユーザー(5万4100円)、続いてポータブルオーディオユーザー(2万6562円)、音楽ケータイユーザー(1万9950円)の順となった。【データ1参照】※ポータブルオーディオユーザー:ポータブルオーディオプレーヤーで音楽を聞いており、音楽再生機能のある携帯電話では音楽を聞いていない音楽ケータイユーザー:音楽再生機能のある携帯電話で音楽を聞いており、ポータブルオーディオプレーヤーでは音楽を聞いていない併用ユーザー:ポータブルオーディオプレーヤーと音楽再生機能のある携帯電話の両方で音楽を聞いている
■ ポータブルオーディオ、トレンドのポイントはデザイン性
ポータブルオーディオユーザーと併用ユーザーに、プレーヤーのメーカーイメージ(複数回答形式)を聞いた結果、アップルコンピュータが『人気がある』(48.5%)、『デザインが良い』(40.5%)、『若者向き』(36.1%)の順となり、ソニーは『一流の』(27.6%)、『技術力が高い』(26%)、『人気がある』(25.5%)、パナソニックは『信頼感がある』(16%)、『一流の』(21.3%)、『技術力が高い』(18.1%)が上位に挙がった。【データ2-1~2参照】
所有機のブランドと聞くと、トップの『アップルコンピュータ』(34.8%)と2位の『ソニー』(22.3%)が6割近くを占めた。購入時に重視したこと(複数回答形式)は、トップの『価格』(72.3%)に次いで、『デザイン・色』が54.2%で2位、『音質』は32.1%で7位であった。【データ2-3~4参照】
■ 音楽ケータイの「電池」「バッテリーの持続時間」に不満の声
音楽ケータイ利用者に、端末に対する不満点を自由回答形式で聞いたところ、「音質」や「操作性」よりも、「電池」「バッテリーの持続時間」に関する不満が多く見られ、項目別に聞いた端末満足度でも「バッテリーの持続時間」はほかの項目に比べて得点が低かった。【データ3-1~2参照】
今後の利用機器について、『ポータブルオーディオプレーヤーの利用は考えていない』としたのは、全体の6.3%であった。また、『携帯電話を利用しての音楽鑑賞は考えていない』と答えたのは27.5%で、ポータブルオーディオユーザーでは4割を超えた。“ウォークマンケータイ”のように、ポータブルオーディオと携帯電話が融合する動きも見られるが、ハード面ではポータブルオーディオがモバイル音楽市場を牽引し、音楽ケータイが補完的に利用されるという状況が続きそうだ。【データ3-3~6参照】
~ データ詳細につきましては、別紙をご覧ください ~