日本産業機械工業会、9月の環境装置受注状況を発表
平成18年9月 環境装置受注状況
本月の受注高は、652億5,600万円で、前年同月比60.9%となった。
1.需要部門別の動向(前年同月との比較)
(1)製造業
石油石炭向け重・軽油脱硫装置、化学向け事業系廃棄物処理装置、機械向け産業廃水処理装置の増加により123.8%となった。
(2)非製造業
電力向け排煙脱硝装置、電力及びその他非製造業向け事業系廃棄物処理装置の増加により358.7%となった。
(3)官公需
下水汚水処理装置、汚泥処理装置の減少により75.3%となった。
(4)外需
都市ごみ処理装置の減少により、前年同月を下回った(比率は今月の受注金額がマイナスのため計上できず)。
(なお、外需は月により変動が大きい。)
2.装置別の動向(前年同月との比較)
(1)大気汚染防止装置
石油石炭向け重・軽油脱硫装置、電力向け排煙脱硝装置、海外向け排煙脱硫装置の増加により115.3%となった。
(2)水質汚濁防止装置
官公需向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置の減少により66.0%となった。
(3)ごみ処理装置
海外向け都市ごみ処理装置の減少により46.9%となった。
(4)騒音振動防止装置
官公需向け騒音防止装置の減少により73.3%となった。
*関連資料 参照
(表1)環境装置の需要部門別受注状況
(表2)環境装置の装置別受注状況
(表3)平成18年9月 環境装置需要部門別受注額