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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.26.Tue
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2007'04.28.Sat

三井物産、レンタル収納スペース事業への参入で新会社を設立

セルフストレージ(レンタル収納スペース)事業への参入及び新会社設立について
ライフスタイル提案型不動産サービス事業の展開、新たなREITの組成を目指す


 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:槍田 松瑩 以下「当社」)は、レンタル収納スペース事業を手掛けるストレージプラス株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:渡辺 貴衡 以下「ストレージプラス」)を設立、本日より営業開始しますので、下記の通りお知らせ致します。

  記

<設立の趣旨・目的>

1) 商社総合力の発揮
 当社は、消費者起点のサービスビジネス分野へ積極的に進出し、商社の総合力を生かした多彩な事業展開を行ってきましたが、このたび、不動産サービス事業であるレンタル収納スペース事業へ本格参入することに致しました。本事業は、倉庫会社やベンチャー企業、もしくは私鉄各社が保有/遊休不動産の有効活用事業として取り組んでいる事例はありますが、商社や不動産会社などの大手企業としては初めて本格的な専業の事業会社を設立し事業展開を図るものです。当社が展開する各種サービス事業とのシナジー効果を図り、消費者へ快適・安心・安全な収納スペースを提供すると共に、運送・保険・倉庫業などの複合的なロジスティクス機能を活かしたサービスを付加していきます。

2) 飛躍的成長が見込めるライフスタイル提案型ビジネス
 レンタル収納スペース事業は、区画割りされた収納部屋を個々に賃貸する事業で、利用者の方自身で荷物の出し入れをして頂くものです。米国では「セルフストレージ」と呼ばれ、1990年頃から事業としての近代化が進み、市場規模が飛躍的に拡大しました。現在は約2.2兆円の産業規模に達し、いまなお成長産業であるとの調査報告があります。

 収納不足は、家庭にとって万国共通の、そして永遠の課題となっています。SOHO、個人事業主は、ドキュメントやサンプル品の置き場に常に頭を悩ませています。また、都心回帰の流れに伴いマンションは広さより利便性を優先する傾向が高まる一方、潤いあるゆとりのライフスタイルや、豊かな空間を求める方も増えています。これらの傾向から、必要に応じ外部の収納スペースを利用するニーズは、日本でも今後一層高まると判断しました。24時間、365日いつでも安心・気軽に収納・取出しが可能な施設として、「ストレージプラス」のナショナルブランド化を目指します。

3) 施設の開発、今後の展開
 都心部オフィスビルなどの遊休スペースを活用した小規模施設を手始めに、逐次、大型専用施設の開発など施設ネットワークを構築していきます。当社が手掛けてきた分譲マンションやビル・物流・商業施設などの不動産開発・活用事業のノウハウを活かし、コンビニ、ファミリーレストラン、カーディラー、クリニックモール等との複合施設や、大型ショッピングセンターの余剰容積を活用した屋上施設などへの展開も行う予定です。また、他の用途では活用が難しい不動産の活性化、再生・有効活用事業として、多様な出店も展開します。当面は首都圏で集中的に拠点開発を進め、事業が軌道に乗った段階では、ファンド組成も検討中です。さらに、約3年で300億円~500億円程度までアセットを拡大し、日本初のセルフストレージ施設専業REITとしての上場を視野に入れています。


<補足説明>

■ ストレージプラス株式会社概要
 商号     ストレージプラス株式会社
 所在地   東京都港区西新橋1-1-15 物産ビル別館
 資本金    2億5,000万円
 資本構成  三井物産株式会社100%
 代表者    渡辺 貴衡(わたなべ たかひで)
 Webサイト URL www.storageplus.co.jp (2006年11月中旬開設予定)

■ セルフストレージサービスの概要
 セルフストレージは0.5坪~2坪程度に区切った収納スペースをレンタルするサービスです。一般の倉庫やトランクルームと異なり、物品の管理責任は利用者にある代わりに、利用者は自由に保管する物品を出し入れすることができます。

 当社の目指すセルフストレージは、非接触型ICカード、監視カメラなど高いセキュリティを保ち、また、清潔感あり安心して利用できる施設なのが特長です。原則24時間365日、何時でも自由に利用できます。

 米国では、セルフストレージは成長産業として位置付けられるだけではなく、安定的に高収益を生み出す不動産アセットとしての評価も高く、米国REIT市場では4銘柄が上場。最大手の時価総額は$14.4Bil(約1.7兆円)と、米国の全190REITの内、第4位の規模を誇り、オフィス、レジデンシャル等と並びREITの1つのアセットクラスを形成しています(*2)


*1 : Self-Storage Association (セルフストレージ協会)Webサイトより、$1=119円換算
*2 : NARIET Webサイトより2006年9月末終値、$1=119円換算。尚、9月末現在、日本のJ-REIT最大手の時価総額は約0.6兆円です。


ご注意:
 本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

<お問い合わせ先>
ストレージプラス株式会社
TEL:03-3500-5977
FAX:03-3500-5944
お問い合わせフォーム http://storageplus.co.jp/storageplus/contact/contact.html

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