矢野経済研究所、「2006-2007年版スポーツアパレル産業白書」を発表
2006-2007年版 スポーツアパレル産業白書
◆調査要綱
・矢野経済研究所では次の調査要綱にてスポーツウエア産業の市場調査を行なった。
1.調査対象:サプライヤー・卸売業・小売業約300社に関して、スポーツ用品分野ごとに体表的な企業を抽出し、調査・分析した。
2.調査期間:2006年8月1日~2006年10月31日
3.調査方法:アンケート調査に加え、弊社研究員による直接面接取材を行った。
◆調査結果サマリー
◇2006年のスポーツアパレル国内総出荷規模は、2005年比103.5%の4,491億700万円規模が見込まれる結果に。市場は2004年から2年で約400億円規模と約10%拡大。
◇引き続き「ウエルネス」スポーツ分野(フィットネス、スイム、陸上・ランニング)が拡大。「フィットネス」カテゴリが市場をリード。
◇汎用ウエアである「マルチパーパス」分野は、カジュアル商材が「一服」も、「DO」回帰でフィットネスエントリーの女性層を中心にトレーニング用途のベーシック商材が牽引した模様。
◇競技分野は、「サッカー」がW杯特需で2桁成長。他の競技分野は、「練習着」単価ダウンも、QRシステムへの投資効果進み、チームオーダー促進が寄与した分の底上げが計られた状況。
◇「ナショナルスポーツチェーン」の出店による「増床効果」もプラスに大きく貢献。ただし他の小売段階では、競争激化で実感なき拡大が続く状況にある。
◆資料発刊
資料名:「2006-2007年版 スポーツアパレル産業白書」
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