マクロミル、「東京・街のイメージ調査」結果を発表
2006年『東京・街のイメージ』調査
■東京で「住みたい街」の1位は吉祥寺(15%)、「働きたい街」の1位は新宿(26%)
■「イメージが変わった街」1位:品川(19%)、2位:秋葉原(14%)、3位:六本木(11%)
■東京・各街の連想ワード六本木「ヒルズ・ヒルズ族」、秋葉原「電気街・オタク・萌え」
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、社長:辻本秀幸)は、東京都在住20~69才の男女を対象に、「東京・街のイメージ調査」を実施いたしました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2006年9月27日(水)~9月28日(木)。有効回答数は1032名から得られました。
東京は、日本の政治、経済、そして文化の中心として発展を続けています。東京オリンピックによって戦後復興を終結し、高度経済成長の中で新たな発展を遂げてきました。バブル崩壊の煽りは受けたものの、その後も品川、汐留などの臨海副都心における再開発が急ピッチで進んでいます。さらに2016年の東京オリンピック開催に向けて、東京はさらなる変化を続けています。今回の「東京・街のイメージ調査」は、現代における各街それぞれのイメージから、‘東京の顔’を捉えるものとして企画いたしました。
【調査結果概要】
■「住みたい」東京の街1位は「吉祥寺」(15%) 、「働きたい」と思う街1位は「新宿」(26%)
東京都民が「住みたい」と思う街の1位は、いまだ武蔵野の面影を残しながら、若者からも支持される「吉祥寺」(15%)でした。2位は「自由が丘」(8%)、3位は「恵比寿」(5%)となっています。
また、「働きたい」と思う街の1位は、1991年に都庁が移転し、新都心として定着した「新宿」(26%)となっています。そして2位は「東京」(15%)、3位は「渋谷」(12%)でした。1位の「新宿」は、東京と大手町を合わせた「東京駅エリア」と拮抗した結果となっています。
■「イメージが変った」東京の街、1位は「品川」(19%)、2位「秋葉原」(14%)、3位「六本木」(11%)
「イメージが変わった街」の1位は、新幹線開業(2003年10月)および再開発により都内でも有数のビジネスへと変貌した「品川」(19%)でした。2位は同じく再開発プロジェクトが進み近代的な街並みとなった「秋葉原」(14%)が挙がりました。3位は、2006年にメディア報道で話題を集めた「六本木」(11%)が挙がっています。
■東京・各街の連想イメージ六本木「ヒルズ・ヒルズ族」、秋葉原「電気街・オタク・萌え」
各街に対して連想する言葉を挙げてもらったところ、銀座は「高級」「ブランド」、渋谷は「若者」「ギャル」や街の象徴である「109」、新橋は「サラリーマン」「おじさん」などが挙がりました。新宿は「歌舞伎町」「都庁」といったようにイメージが二分化しているようです。
また、六本木は時代のシンボルとも言える「ヒルズ(六本木ヒルズ)」、秋葉原は旧来からのイメージである「電気街」と新たな文化の象徴である「オタク」のイメージが共存している様子が連想ワードから浮かび上がりました。
■各街に対して「連想する言葉」(主なものを抜粋)
銀座:高級/おしゃれ/大人/ブランド/ショッピング
六本木:ヒルズ/外国人/ヒルズ族/セレブ/IT/クラブ
渋谷:若者/ギャル/109/ハチ公
秋葉原:電気街/オタク/萌え
新宿:歌舞伎町/都庁/アルタ/高層ビル
新橋:サラリーマン/飲み屋/ビジネス/おじさん
表参道:おしゃれ/表参道ヒルズ/ファッション/セレブ/明治神宮
「2006年東京・街のイメージ調査」
【調査結果詳細】
(*添付資料参照)