富士フイルムイメージング、店頭で高速プリントできるデジタルプリントシステムを発売
デジタルカメラやカメラ付携帯電話で撮影した画像を、店頭で簡単にプリントできる!
デジタルプリントシステム「プリンチャオEx」新発売
富士フイルムイメージング株式会社(社長:杉原 和朗)は、デジタルカメラやカメラ付携帯電話で撮影した画像を、簡単にプリントして楽しめる完全セルフ方式の店頭デジタルプリントシステム「プリンチャオ」の新ラインアップとして、高速かつ高画質にプリントできる昇華型熱転写方式※1 プリンターを搭載した「プリンチャオEx」を、平成18年11月28日より発売いたします。
昨今、デジタルカメラやカメラ付携帯電話の普及に伴い、さまざまなシーンで撮影する機会が増加しており、撮影した画像を写真店などでプリントする「お店プリント」や、ホームプリンターでプリントして写真を楽しむお客さまは増加しております。また、「もっと気軽にプリントしたい!」「その場ですぐにプリントしたい!」というお客さまのご要望も高く、富士フイルムはこうしたご要望におこたえし、店頭などで画像を記録したメディアから自分で簡単にプリントができる完全セルフ方式のデジタルプリントシステム「プリンチャオ」シリーズを平成13年より販売しております。現在、全国約1,000か所の店頭に設置され、少数枚からでも気軽にプリントできるシステムとしてご好評いただいております。
今回発売いたします「プリンチャオEx」は、内蔵するプリント出力部に高速タイプの昇華型熱転写方式プリンターを最大2台まで搭載し、Lサイズ1枚あたり最速約4秒/枚※2 のプリント処理を可能にしています。画像データの入力も、デジタルカメラ用メディアとして利用されているxD-ピクチャーカードやSDメモリーカードなどに加え、USBメモリーやCD、DVD、カメラ付携帯電話用メディアとしての利用が増えているminiSDカード、メモリースティックDuoなど、多彩なメディアに対応しています。また、最新の高速赤外線通信方式(IrSimple(TM) ※3 )にも対応しており、高速赤外線通信機能を搭載したデジタルカメラやカメラ付き携帯電話から送信された画像を、わずか1秒以下で高速に受信※4 することが可能です。
さらに「プリンチャオEx」には、富士フイルム独自の超高画質デジタル画像ソフトウエアImage Intelligence(TM) ※5 を搭載しており、例えば逆光によって被写体が暗くなるシーンや、光量不足によって全体が暗くなるアンダーシーンも、ソフトウエアが自動的に撮影シーンを解析・補正する機能により、キレイで高画質なプリントに仕上がります。また、タッチパネル上でプリントしたい画像のトリミングや色調整などを簡単に行う機能も新たに追加し、お客さま自身でお好みのプリントに仕上げることが可能です。複数用意したテンプレートと画像を合成する機能も搭載しており、プリントする楽しみの幅を広げています。
富士フイルムイメージングは、今後も多様化するお客さまのニーズにこたえ、「速い」「カンタン」「キレイ」なプリントが楽しめる「プリンチャオ」シリーズや、多様なプリントが楽しめる「お店プリント」のサービスを拡大し、写真文化の発展に貢献してまいります。
※1 昇華型熱転写方式とは、熱転写プリント方式の一種。イエロー・マゼンタ・シアンの3色のインクリボンに透明のオーバコート層と専用受像紙で構成。加える熱を制御することで、画像の濃度に合わせてインクが転写されるため滑らかな階調再現が可能。
※2 プリントサイズはLサイズ(89mm×127mm)のみ。プリンター2台搭載時で約4秒/枚、プリンター1台搭載の場合は約8秒/枚でプリントされます。
※3 IrSimple(TM) はInfrared Date Association(R) の商標です。
※4 200万画素カメラで撮影した約500KBの画像を転送した場合、約1秒で受信完了いたします。
※5 Image Intelligence(TM) には撮影時の被写体を自動解析し、「状況」、「意図」を判定する「シーン解析アルゴリズム」と、そのシーンに合った補正を加え、最適な画像へと変換する「画像表現アルゴリズム」が組み込まれています。
*商品詳細は添付資料をご参照ください。