東北電力、インドネシア・タングーLNGプロジェクトに関する売買基本原則に合意
インドネシア・タングーLNGプロジェクトに関する売買基本原則の合意について
当社は、インドネシア・タングーLNGプロジェクトからのLNG購入について、売主であるインドネシア国営石油会社(プルタミナ)およびBP社(タングー共同生産者代表)との間で、本日、LNG売買に関する基本原則について調印いたしました。
今回の合意に基づき、当社は本プロジェクトから2010年以降15年間にわたる年間約12万トンのLNG購入について、今後、売買契約の締結に向け協議を進めていくこととしております。
本プロジェクトは、インドネシアのパプア州(ニューギニア島)に位置するベラウ、ウィリアガールおよびムトゥリの3鉱区から産出される天然ガスを同州ベラウ湾南部に建設中の液化プラントから、アジア・太平洋諸国にLNGとして輸出するもので、2008年末に生産開始、その生産能力は年間約760万トンとなる予定です。
当社は、これまでインドネシア(アルンII延長)、マレーシア、カタールおよびオーストラリアからLNGを購入しておりますが、2010年以降の新規プロジェクトとして、 サハリンIIに続き、タングーLNGプロジェクトが加わることにより、さらなるLNG調達ソースの分散化と供給安定性の向上が図れるものと考えております。
当社は今後とも、燃料調達ソースの多様化を図りながら、一層の供給安定性や経済性、弾力性の確保に努めてまいりたいと考えております。
なお、タングーLNGプロジェクトの概要は、別紙のとおりです。
以上