日本ユニシス、人材モデル別人材育成体制強化で12月から教育技術認定制度を導入
ITスキル標準V2準拠の教育技術認定制度を導入
-人材モデル別人材育成体制を一層強化-
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井勝人(※正式表記は関連資料参照)、以下日本ユニシス)は、人材モデル(注1)別人材育成体制の強化のために、ITスキル標準V2(注2)準拠の教育技術認定制度(エデュケーション技術認定制度)を導入し、12月1日から運用を開始します。
日本ユニシスでは、高技術者集団としての技術力維持・向上に向け、1998年からSEの技術認定制度に取り組み、人材モデル別の研修体系を確立してきました。しかし、社内の人材戦略を支えるためには、日本ユニシスグループ全社員の共通スキルとして人材育成技術が重要との認識のもと、このたび教育・指導を担当する人材育成に向けた研修体系の整備を進め、ITスキル標準V2準拠のエデュケーション技術認定制度を開始しました。
認定の目的は、教育技術力を認定することにより、教育スキルの向上を図るとともに、結果として高レベルの研修企画やインストラクション(教育)によって、日本ユニシスグループの人材育成を加速することにあります。
日本ユニシスでは、先進高技術をもった社内技術者が研修の講師となり、その技術を普及・継承していますが、今回の教育技術認定制度の導入・運用開始により、人材育成への貢献を実績として会社が認める仕組みのひとつが確立したことになります。
また人材育成の専門家にとっては、ITスキル標準V2に準拠した業界標準のレベル判定基準であり、取得目標としての難易度も高く、挑戦意欲をかきたてる認定制度となっています。本制度は、日本ユニシスをはじめ日本ユニシス・ソリューション株式会社、ユニアデックス株式会社、および日本ユニシス・ラーニング株式会社など日本ユニシスグループ全社に適用されます。
認定方法は、本人からレベルごとに決められた数の実績レポートおよび研修の評価などの証跡資料を添えて申請し、人材育成の見識者による面談審査により、ITスキル標準のビジネス貢献度・プロフェッショナル貢献度・スキル熟達度が確認され、認定専門分野や認定レベルを決定します。スキル熟達度の確認には必須受講研修の受講状況や外部資格の取得状況なども判定根拠にしています。
認定レベルはITスキル標準通り、研修企画分野はレベル4~6、インストラクション分野はレベル3~6となっています。また認定対象専門分野は実態に即し、研修企画分野がエデュケーションコンサルタントとエデュケーションプランナーに、インストラクション分野がエデュケーションスペシャリストデザイナーとエデュケーションスペシャリストインストラクターに細分化されています。
認定者の見込みは、年間約120名を予定しています。
今後、日本ユニシスは今回のエデュケーション技術認定制度確立により、ITスキル標準のほとんどの人材モデルについての技術認定が整備されたことになりますが、今後はセールスやスタッフについても展開を検討していく予定です。
【エデュケーション技術認定制度の対象専門分野と役割】
※添付資料を参照
以上
注1:人材モデル
人材モデルとは、ITスキル標準をベースに日本ユニシスグループのビジネスを進める中で必要となる人材を、役割と必要となるスキル(能力)の観点からモデル化したもの。コンサルタント、アーキテクト、プロジェクトマネージャ、アプリケーションスペシャリスト、ITスペシャリスト、ソフトウェアエンジニア、プロジェクト管理スペシャリスト、エデュケーションなど8種の職種と、それを細分化した21種類の専門分野に分かれる。
注2:ITスキル標準V2
独立行政法人情報処理推進機構ITスキル標準センターが2006年4月に公開
*関連URL:独立行政法人情報処理推進機構ITスキル標準センター
http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/index.html
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