大正製薬、スイッチOTC鼻炎用内服薬「パブロン鼻炎カプセルZ」を発売
一般用医薬品でフマル酸ケトチフェンを配合した初めての鼻炎用内服薬
「パブロン鼻炎カプセルZ」新発売
大正製薬株式会社(社長 上原 明、以下 大正製薬)は、一般用医薬品の内服薬で初めて「フマル酸ケトチフェン」を配合したスイッチOTC鼻炎用内服薬「パブロン鼻炎カプセルZ」を12月1日より発売開始いたします。
「パブロン鼻炎カプセルZ」は、医療用抗アレルギー薬「フマル酸ケトチフェン」を配合したスイッチOTC鼻炎用内服薬です。「フマル酸ケトチフェン」には、抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用、抗炎症作用の3つの作用があり、花粉やハウスダストなどによるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどの鼻のアレルギー症状に優れた効果を発揮します。すでに起こってしまった鼻炎症状を改善するとともに、アレルギー症状を引き起こす原因物質(ヒスタミンやロイコトリエンなど)の発生を抑えます。
「フマル酸ケトチフェン」は、ノバルティス ファーマ社で開発された抗アレルギー薬です。1978年にスイスで販売を開始し、現在では世界約135カ国で販売されています。日本国内においてはノバルティス ファーマ株式会社が1983年から医療用医薬品「ザジテン」として販売を開始し、内服剤の他にも点眼液や点鼻液などが、各種アレルギー疾患に広く処方されています。
一般用医薬品では大正製薬が、2005年にフマル酸ケトチフェンを配合した点鼻薬「パブロン点鼻Z」を発売しました。今回、鼻炎用内服薬の「パブロン鼻炎カプセルZ」を発売することで、花粉などの鼻アレルギー対応の製品ラインアップを強化いたします。
(注)スイッチOTC:これまで医療用医薬品に限って使用されていた有効成分を、一般用医薬品に転用(スイッチ)した医薬品。
◇製品特長
・医療用抗アレルギー薬「フマル酸ケトチフェン」配合
・抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用、抗炎症作用の3つの作用で鼻のアレルギー症状を改善
・アレルギー症状を引き起こす原因物質の発生を抑えるので、初期症状からの服用に効果的
・服用しやすい小型のカプセル剤
◇製品概要
* 関連資料 参照