ギガスケーズデンキとデンコードー、来年4月に株式交換で事業統合
ギガスケーズデンキ株式会社及び株式会社デンコードーの株式交換による事業統合に係る
基本合意書締結のお知らせ
平成18年12月4日、ギガスケーズデンキ株式会社(以下「ギガスケーズデンキ」)と株式会社デンコードー(以下「デンコードー」)とは、同日開催のそれぞれの取締役会において、株式交換による事業統合に関する基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.事業統合の目的
現在の家電小売業界は、全国規模での大手量販店同士の競争が激化し、プレーヤーの淘汰・寡占化が進む経営環境におかれています。両社は、互いの経営理念に共感し、また長年築き上げてきた顧客基盤及びこれを支える人材を高く評価しております。今後とも、互いに対する信頼関係に立脚し、競争を勝ち抜きながら更なる成長を遂げ、お客様本位の家電量販店チェーンとして業界で確固とした地位を築くべく、両社対等の精神での事業統合を行うことで合意いたしました。
現在、ギガスケーズデンキは、関東、東北、東海、近畿、中四国を拠点としてグループで全国に241店(直営177店、FC64店)*1を展開し、また、デンコードーは、東北エリアを中心に、114店を展開しております。本件により、両社の経営資源及びノウハウの融合を通じて、競争力を更に高め、家電小売業界において強力なポジションを目指してまいります。
両社は、ギガスケーズデンキが完全親会社、デンコードーが完全子会社となる株式交換方式での事業統合の検討を行います。
(注)*1その他PCデポFC店、アウトレット店及び携帯専門店等があります。
2.株式交換の条件等
(1)株式交換の日程(予定)
平成18年12月4日 両社基本合意書承認取締役会及び基本合意書締結
平成19年 1月(目処) 両社株式交換契約書承認取締役会
両社株式交換契約書締結
平成19年 2月(目処) 両社株式交換契約書承認臨時株主総会
平成19年 4月1日 株式交換の日(効力発生日)
平成19年 5月20日 株券交付日
(2)株式交換比率
ギガスケーズデンキ(完全親会社) デンコードー(完全子会社)
株式交換比率 1 0.35
1)株式の割当比率
デンコードーの普通株式1株に対して、ギガスケーズデンキの普通株式0.35株を割当交付いたします。但し、ギガスケーズデンキが保有するデンコードーの普通株式(575,000株)については割当を行いません。
2)株式交換比率の算定根拠
ギガスケーズデンキは、スパークス証券株式会社(以下「スパークス証券」)を、デンコードーは、大和証券SMBC株式会社(以下「大和証券SMBC」)をそれぞれ第三者機関として選定して株式交換比率の算定を依頼し、その算定結果をもとに両社協議のうえ、上記の通り株式交換比率について合意いたしました。
3)第三者機関による算定方法及び算定根拠
スパークス証券は、市場株価平均法、ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー(DCF)法による分析の結果を総合的に勘案して比率算定を行っております。
大和証券SMBCは、市場株価法、ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法による分析を実施し、その結果を総合的に勘案して株式交換比率を算定いたしました。
4)株式交換により発行するギガスケーズデンキの新株数
普通株式 4,905,010株
3.株式交換の当事会社(単独)の概要(平成18年9月30日現在)
※添付資料を参照
4.最近3決算期間の業績(連結)
※添付資料を参照
5.事業統合の推進体制
両社の事業統合を円滑に推進するために、今後直ちに、事業統合委員会を設置し、両者の事業統合のための準備を開始致します。
6.株式交換後の状況
株式交換後のギガスケーズデンキ株式会社の商号は、株主総会の承認を前提に、「株式会社ケーズホールディングス」となる予定です。なお、当面の間、グループ名称として、「ケーズ・デンコードーグループ」を用いる予定です。その他については、両社とも従来のとおりです。なお、詳細につきましては、平成19年1月(目処)の株式交換契約書締結後お知らせいたします。
※なお、12月6日(水)13時(於:東京丸の内トラストタワー)開催予定の株式会社デンコードー中間決算説明会にギガスケーズデンキ株式会社代表取締役社長加藤修一が出席する予定でおります。
以上