ダイフク、QAMFとボウリング関連製品で販売代理店契約を締結し販売子会社を買収
ボウリング関連製品販売事業の拡大と販売会社の買収
株式会社ダイフク(以下、ダイフク)は、このほどボウリング場向け製品の製造・販売事業の分野での2大グローバル企業の一つである「QubicaAMF Worldwide(キュービカエーエムエフワールドワイド) S.a.r.L.」グループ(以下、QAMF)との間で、同グループの製造するボウリング場向け設備及び関連製品の日本での独占的販売代理店契約を締結するとともに、同グループの日本における全額出資の子会社「キュービカエーエムエフ株式会社」(以下、キュービカエーエムエフ)の株式の75%を買収することに合意した。
なお、ダイフクは、キュービカエーエムエフの買収契約のクロージング後、速やかにキュービカエーエムエフを「株式会社ダイフクキュービカエーエムエフ」に商号変更しキュービカエーエムエフの従来の事業を承継する。同時に、現在、当社の100%出資の子会社「株式会社ダイフクキュービカ」(以下、ダイフクキュービカ)が行っているQAMF製オートスコアラー等の製品の販売事業も同社に統合する。
■本取引の背景
ダイフクは、1963年にボウリングマシンを国産化。ピーク時には、全国のボウリング場のおよそ四分の一にマシンを供給した実績がある。その後ボウリングマシンの製造からは撤退したものの、2001年12月にイタリア・キュービカ社と日本における販売代理店契約を締結して、現在までダイフクキュービカを通じてオートスコアラーなどボウリング設備の販売・サービスを行ってきた。
2005年10月、キュービカ社が米国AMF Bowling Products社(以下、AMF社)と統合して、新会社QAMFが発足した。当社は、QAMF発足後、日本国内でのQAMF製品の販売体制について、同社と話し合いを進めてきたが、同社グループの製造するボウリング場向け製品を当社が独占的に日本で販売することに合意した。
■今後の事業展開
国内のボウリング参加人口は約3,200万人(レジャー白書2005)であり、ボウリングは手ごろな費用で、誰もが手軽にできる健康的なスポーツとして、底固く安定した需要がある。
今後、ダイフクキュービカエーエムエフとしては、ボウリング設備に強いAMF社とオートスコアラーに強いQubica社の統合によるシナジー効果で事業拡大を図っていく。なお、新会社ダイフクキュービカエーエムエフは従業員約30名、2008年3月期年商約30億円を見込んでいる。
一方、ダイフクキュービカは、旧来の同社顧客へのサービスを中心としたビジネスを継続して行く。
(※ご参考資料は添付資料参照)