富士フイルム、デスクトップタイプのカラードキュメントスキャナー「SD-2000」を発売
多量のドキュメントを高速・高解像でスキャニング!
優れたカラー処理技術で多様な画像処理を実現するデスクトップタイプスキャナー
カラードキュメントスキャナー「SD-2000」新発売
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、独自に開発した画像処理技術「カラーイメージマネージメント機能」を搭載した業務用高速ドキュメントスキャナーのニューラインアップとして、クラス最高レベルの高速スキャニングと色情報を使った多彩な画像処理を実現する、デスクトップタイプのカラードキュメントスキャナー「SD-2000」を本日より発売いたします。
自治体や金融機関、生損保業、配送・流通業など、日々大量に申込書や申請書、伝票といったドキュメントが発生する業界では、ドキュメントの検索性を高めるイメージデータを使った管理システムの構築や、データ入力作業の効率化をサポートする高度なOCR処理など、ドキュメント情報を効率良くデジタル情報に変換することが求められます。そのため、業務用スキャナーには、大量に発生するドキュメントの高速スキャニングや、さまざまな書類サイズの混在処理、効率的なデジタル化を実現する多彩な画像処理などの機能が必要となります。
今回発売いたします「SD-2000」は、当社が独自に開発した画像処理技術「カラーイメージマネージメント機能」により、ドキュメント上にある最大8色を一度に認識する高度な画像処理と、クラス最高レベルの130枚/分(A4横200dpi白黒/カラー読み取り時)のスキャニングスピードを実現したデスクトップタイプの業務用高速ドキュメントスキャナーです。「カラーイメージマネージメント機能」は、管理・活用したいドキュメントごとに任意の色を指定して登録し、スキャニング時に自動的に認識することで、例えば、ドキュメントの書式の見やすさには有効でもデジタル化には不要となる色のついた罫線を除去することで、OCR読み取り精度を向上させることや、自署欄など特定の色で囲われた箇所の抽出・マスキング、色情報をもとに混在するドキュメントを自動的に仕分けるなどの処理が可能となります。
また、スキャナー本体は紙厚や紙質の異なるドキュメントが混在したままでもスキャニングが可能な高い書類搬送性能に加え、2.5mまでの長尺書類対応機構と、1,000枚まで積載可能な大容量スタックホッパーも搭載しました。多種多様なドキュメントの一括処理が可能な「SD-2000」は、日々の業務で大量に発生する各種ドキュメントの管理・入力業務の効率化を実現いたします。
富士フイルムは、お客さまの日々大量に発生するドキュメントを、当社の持つさまざまな知見と技術を生かし、総合的に管理・活用するトータルソリューションシステム「F-TIMS」(Fujifilm-Total Image Managing System)の提案を積極的に展開しています。「F-TIMS」のドキュメントスキャナーとして従来のフロアタイプのカラードキュメントスキャナー「SD-4000」、「SD-4000M」に新たに「SD-2000」をラインアップすることで、さらにお客さまの幅広いニーズに対応したシステム構築し、ドキュメントの有効かつ効率的な管理・活用をより強力にサポートしていきます。
記
1.発売日
平成18年12月11日(月)
2.製品名および標準ユーザー渡し価格(消費税別)※1
カラードキュメントスキャナー SD-2000本体 3,500,000円
イメージキャプチャーソフト IC-20 300,000円
※1 スキャナー制御用のパソコンが別途必要となります。
3.主な特長
(※ 関連資料を参照してください。)
4.主な仕様
(※ 関連資料を参照してください。)
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
産業機材部 TEL 03-3406-2245