モンタビスタ、バージョン5.0製品のプレビュー版を提供
モンタビスタ、バージョン5.0製品のプレビュー版を提供
リリース予定の5.0製品から新機能のプレビュー版を先行して提供
2006年12月11日(現地時間)米カリフォルニア州サンタクララ発-
テレコム、モバイルおよび組込み市場向け組込みLinuxのリーディング プロバイダであるMontaVista Software Inc.,(以下、モンタビスタ)は、本日、2007年前半にリリース予定のバージョン5.0製品のテクノロジープレビュー版を発表しました。 このインタラクティブなプレビュー版は、現在モンタビスタとサブスクリプション契約を締結していただいているすべてのお客様がご利用可能です。
テクノロジープレビュー版を使用することで、お客様は、バージョン5.0製品のラインアップの新機能を体験できるだけでなく、5.0の製品環境で、現在のアプリケーションをテストするための高品質のプラットフォームを入手できます。お客様は、このプラットフォームにより、モンタビスタの5.0製品へ順調に移行するために必要な改良点を特定し検証することができます。さらに、モンタビスタが実装している技術のトレンドを知り、その結果、モンタビスタが提供する最新の共通のコードベース上で、アプリケーション開発を始めることができます。
「お客様は、より低いトータル開発コストで、製品を差別化し、より速く製品を開発するために、モンタビスタを頼りにしています。」とモンタビスタのプロダクト・マネージメント・ディレクタ、Oren Teichは述べています。「このテクノロジープレビュー版で、お客様は直接、モンタビスタの5.0製品の革新的な機能について準備し、体験することができ、今日の競争の激しいビジネス環境において首尾よく事業を進めていくことができます。」
テクノロジープレビュー版は、以下のようなモンタビスタの5.0製品ラインアップをハイライトしています。
・リアルタイム機能を統合した2.6.18カーネル-Linuxカーネル開発をリードするIngo Molnarから提供された最新のリアルタイム パッチを統合した最初の組込みOSとなる新カーネル。これらのパッチは、ユーザ スペースでのリアルタイム拡張を強化します。
・GCC 4.2.0-インタープロシージャの最適化、自動ベクトル化、ロケーション リストを利用したデバッグ機能の改良による性能が強化された、最新のGCCコンパイラ、バージョン4.2。
・IPv6-従来の製品バーションよりさらに包括的なレベルのサポートを提供するIPv6(Internet Protocol version 6)のサポート追加。
・OProfile-カーネルからアプリケーションまでシステム全体のデータをいつでも収集可能なLinux向けのプロファイラ。
・mpatrol-ランタイム メモリのエラーやリークを診断するツールであり、ダイナミックメモリアロケーションをコントロールし、トレースするためのライブラリとして機能。
・USB“On-The-Go”(OTG)-USB OTGのサポートは、PCが利用できない時にモバイル機器同士をダイレクトに通信をさせることにより、相互接続を可能とする。
このテクノロジープレビュー版は、どのLinuxホスト、Windowsホストマシンでも、VMWare社から無償で提供されるVMWareプレーヤ上で利用可能なVMWareディスク イメージとして提供されます。
モンタビスタソフトウエアについて
モンタビスタは、通信、モバイルおよび組込み市場に対応した組込みLinuxのリーディングプロバイダです。モンタビスタでは、システム設計者が多岐にわたるネットワーク対応のインテリジェント機器、通信用インフラストラクチャの革新的な開発ができるよう、柔軟性が高く、オープンで完全なオペレーティングシステムを提供しています。
モンタビスタは、米カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、15カ国に拠点を置いています。詳しくは、www.mvista.comをご覧ください。
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc.の100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。
詳しくは、www.montavista.co.jpをご覧ください。
LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。MontaVistaは、MontaVista Software Inc.の登録商標です。その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービス マークです。