富士急行、三井物産から「相模湖ピクニックランド」事業を譲り受け
「相模湖ピクニックランド」事業の譲受けについて
富士急行株式会社(以下、富士急行)は、三井物産株式会社(以下、三井物産)の全額出資会社である株式会社相模湖ピクニックランド(以下、SPL)が所有する同遊園地の営業資産及び土地等と、三井物産が所有する相模湖ピクニックランド事業用地を、来年2月1日を目処に両社から譲受けることで、本日合意致しました。これにより、相模湖ピクニックランドは富士急行グループの経営方針に基づき、再スタートすることとなります。
富士急行グループは、「夢・喜び・快適・やすらぎ・感動」を提供するアメニティビジネスのリーディングカンパニーを目指しております。
そこで本件は、首都圏エリアにおける広大かつ潜在的な魅力の高いリゾート経営資源の拡充であり、富士急行グループのレジャー・不動産・運輸などの経営資源と相互補完することにより、収益力の拡大及び経営資源の価値向上が期待でき、富士急行グループの大きな成長に繋がるものと考えております。
三井物産は、1972年に「自然に親しむ」ことをテーマに同遊園地を開設、1975年にはSPLを設立し、相模湖畔の丘陵を活かした健全余暇の場を提供する地域密着型自然遊園地としての同社の事業運営を支援して参りました。今般、事業ポートフォリオ最適化の一環で、同営業資産及び土地等を譲渡するにあたり、本遊園地を更に発展させることができる企業として、富士急行が相応しい譲渡先であると確信し、今般の合意に至ったものです。
【相模湖ピクニックランド株式会社概要】
所在地 : 神奈川県相模原市相模湖町若柳1634
代表者 : 田中浩司
株主 : 三井物産株式会社100%
設立 : 1975年2月1日
資本金 : 240百万円
事業内容 : 相模湖ピクニックランドの管理・運営
来園者数 : 305千人(2006年3月期)
売上 : 914百万円(2006年3月期)
以上