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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'06.06.Wed

大日本印刷・NECエレクトロニクスなど、半導体フォトマスク事業で協業

半導体フォトマスクにおける事業協力について


 大日本印刷株式会社(以下:DNP)、NECエレクトロニクス株式会社、およびNECエレクトロニクスの100%子会社であるNECファブサーブ株式会社の3社は、NECファブサーブのフォトマスク製造および販売事業を、2007年6月1日を目処にDNPへ譲渡することで合意しました。
 
 今回の合意の内容は以下の通りです。
(1)NECファブサーブが新たに子会社を設立し、フォトマスクの製造および販売事業を新会社に移管した上で、新会社の株式をDNPに譲渡する。
(2)NECエレクトロニクスは、保有しているフォトマスク関連の設備をDNPに譲渡する。
(3)3社は事業の譲渡後もフォトマスクの開発および製造に関する事業協力を継続する。
 
 今回の事業協力により、DNPは、フォトマスクの開発および製造体制を強化し、量産効果を高め、トータルコストの低減を図りながら、事業の一層の強化、拡大を図っていく計画です。
 また、NECエレクトロニクスは、半導体製造における重要な部材であるフォトマスク事業を、より競争力があり、かつ良好な協業関係の構築が可能なDNPに譲渡することで、半導体事業全体の競争力を高めていきます。

 近年、半導体製造におけるプロセスの微細化の急速な進展により、今後、45nm、32nmなど一層の微細化が予測されており、フォトマスクの開発と、その量産技術の確立が重要なテーマとなっています。なかでもフォトマスクの開発コストや設備投資の負担は、年々増大する傾向にあり、生産規模が小さい場合、コスト競争力が大幅に低下することが予測されています。
 今回、このような状況のもと、3社がお互いの高い技術力を評価した上で利害が一致し、事業協力の合意に達したものです。

 3社は今後も、フォトマスクの開発および生産に関する協力を維持しながら、それぞれの事業分野で積極的に事業を展開していきます。

 3社の概要は下記の通りです。
 


【 大日本印刷株式会社(DNP) 】
 本社:東京都新宿区 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
 1961年に半導体を製造する際に用いる回路原版であるフォトマスクの事業を開始し、積極的な技術開発と設備投資を行うとともに、世界の半導体メーカーにハイエンド品を供給するフォトマスクの大手メーカー。

【 NECエレクトロニクス株式会社 】
 本社:神奈川県川崎市中原区 社長:中島俊雄 資本金:860億円
 2002年11月NECから分離独立した半導体専門会社。SoC、MCUおよび個別半導体などの分野の半導体製品を中心に市場に提供している。2006年3月期の売上高は6,460億円。

【 NECファブサーブ株式会社 】
 本社:神奈川県相模原市 社長:鎌田隆夫 資本金:3億1000万円
 2004年7月NECエレクトロニクスから分離独立。半導体の試作サービス、生産サービス、設備サービスなどを主な業務としている。


以上

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