日立システム、企業内コンテンツ管理システム「ラビニティ ECM」を発売
企業内の文書やコンテンツを統合的に管理するエンタープライズ・コンテンツ・マネジメントを実現する企業内コンテンツ管理システム
「ラビニティ ECM(Enterprise Contents Management)」発売開始
株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:中村博行)は、企業や組織が保有する文書やコンテンツを統合的に管理できる企業内コンテンツ管理システム「ラビニティ ECM(Enterprise Contents Management)(以下、「ラビニティ ECM」とする)」の販売を本日より開始します。
近年、日本版SOX法、個人情報保護法、e-文書法などの施行に伴い、企業で扱う文書やコンテンツに対して、コンプライアンス、セキュリティおよび信頼性の観点から以下の要件が求められています。
・決められたルールに準拠して業務を実施しているか(コンプライアンス)
・契約書などの証憑文書を正しく保管し、監査に備えているか(コンプライアンス)
・情報漏えい対策は十分か(セキュリティ)
・改ざんの心配はないか(セキュリティ)
・データの保全性は確保されているか(信頼性)
○ラビニティECM(Enterprise Contents Management)
(※ 関連資料を参照してください。)
今回、販売を開始する「ラビ二ティ ECM」は、業務の中で作成・承認された文書を企業活動の記録として全社的に統合管理することで、これらの要件を満たすコンテンツ管理システムを構築できます。
審査・承認が必要な「公開文書」と、文書の共有を目的として手軽な操作で保管できる「一般文書」に区分して管理できます。「公開文書」は、審査・承認機能で承認が得られた後、文書が指定のフォルダに登録され、公開されます。審査・承認時の判断の記録はコメントとして残すことができるほか、タイムスタンプ機能や電子署名機能により承認後のデータが改ざんされていないことを証明できます。
また、監査証跡機能によりフォルダ、文書に対するユーザ操作の履歴を表示できます。セキュリティ面では、フォルダ・文書毎にアクセス権限を設定できるので、重要文書の閲覧を部門内に限定するなどきめ細かなセキュリティ管理を行えます。
信頼性面では、データを一元管理するため、容易にバックアップを取得できるとともに、万一のシステム障害にもスピーディーな復旧が可能です。
また、既存システムとの連携による機能拡張、カスタマイズのサービスも準備しています。各種のコンサルテーションやソリューションサービスを組み合わせて、お客様の業務形態に最適な文書管理システムの構築を支援いたします。
「ラビニティ ECM」の価格は、前提の製品およびハードウェアを含め1,000万円(1システム、10ユーザ)からとなっており、日立システムではカスタマイズ、システムインテグレーションなどのソリューション作業を併せて、今後3年間で20億円の売上を見込んでいます。
また、「ラビニティ ECM」をご利用のお客さまが、システムを安定稼動させ、日常業務をスムーズに行うために、「ラビニティ ECM サポートサービス」も同時にご提供いたします。
■ラビニティ ECM価格体系
(※ 関連資料を参照してください。)
■「ラビニティ」について
「ラビニティ」は、コンテンツの無限の可能性を追求する商品群(ECM、Millemasseシリーズ他)の新たな統合ブランドです。日立システムでは、この「ラビニティ」を順次強化し、お客様に最適なコンテンツ管理ソリューションを提供して参ります。
ラビニティECM: http://www.hitachi-system.co.jp/libinity-ecm/
(※ ロゴは関連資料を参照してください。)
■商品名称等に関する表示
記載している、会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
■商品に関するお問い合わせ先
株式会社日立システムアンドサービス
営業統括本部 パートナー営業本部 ドキュメントソリューション営業部
東京営業担当
TEL:03-6718-5804
大阪営業担当
TEL:06-6647-9406
E-mail:libinity-ecm@hitachi-system.co.jp