アステラス製薬、第一アスビオファーマと急性心不全治療薬のライセンス契約を解消
急性心不全治療薬「カルペリチド」のライセンス契約解消について
アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」)は、第一アスビオファーマ株式会社(本社:東京、社長:横山 誠一、以下「第一アスビオファーマ」)とアステラス US LLC(本社:イリノイ州 ディアフィールド)が締結していた第一アスビオファーマによって創製された急性心不全治療薬「カルペリチド」のライセンス契約を解消することで合意したことをお知らせします。
アステラス US LLC(当時:フジサワヘルスケアインク)と第一アスビオファーマ(当時:第一サントリーファーマ株式会社)は、2003 年5 月「カルペリチド」に関するライセンス契約を締結しました。当該契約に基づき、アステラス製薬の米国子会社が米国にて開発してきましたが、米国における競合状況や市場性を改めて精査した結果、アステラス製薬としては「カルペリチド」の開発を今後継続しないことを決定しました。この決定を受け、両社で協議した結果、本剤のライセンス契約を解消することで合意しました。
アステラス製薬は、米国において心機能検査補助薬、低ナトリウム血症治療剤及び抗不整脈剤など複数の循環器領域の薬剤を開発・販売しており、今後も循環器領域を重点領域として取組んでいきます。
以 上